803:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/25(土) 22:17:58.49 ID:bDf9OSPn0
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愕然とした、と言う表現が一番早いかもしれない。
目の前に並べられた美味しそうな料理。
それらに、空腹のあまり口をつける。
「味」がしなかった。
まるで、砂か消しゴムを噛んでいる様な感覚。
口の中に入れたパンを、たまらず吐き出した少女を見て、
涙が肩をすくめる。
更紗が鼻を鳴らし、ワイングラスに何か、
生臭い液体をガラス瓶から注いだ。
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