843:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:32:59.13 ID:pOQ9sNVj0
『オドス』を感じる。
漠然とそう教えられていただけだったのだが、
実践してみると、その難しさがよく分かった。
周囲に無数の小さな『気』があるように思える。
一瞬それに圧倒されてクラッとよろめく。
それを支え、功刀は燐に問いかけた。
「ドウだ?」
「わ……分かりません
……何だか、とても沢山の、魔法使いがいる気がして……」
「ソコまで感じられれば、上出来ダ」
「え?」
「確かに、サバルカンダの上層にいるノは、全て魔法使いダ。
俺の姉、愛寡ノ核に感染シテル。魔法は使えないガ、
微弱ノ魔力ハある。いわば『魔法使いモドキ』ダ」
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