過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
1- 20
522:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/12(木) 18:26:59.00 ID:Y7PtevAY0
しかしそれを改めてはっきりと、
他ならぬバーリェの口から言われると、
また違う威圧感があった。

「…………お前は、死にたいのか?」

そう問いかけると、純は何の迷いもなく頷いた。

「はい。私は、それこそがバーリェの本質だと考えます」

絆は息をついて純から視線を外し、窓の外を見た。

桜の花も、そろそろ終わる時期だ。

……そういえば、バーリェ達の墓は、
なくなってしまったな。

どこかに別の墓を作ってやらなきゃな、
と頭の片隅で何となく思う。

「そう考えているうちは、お前は性能以上
力を出すことは出来ないよ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
777Res/522 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice