過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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658
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:45:04.31 ID:2BLGZ8KQ0
「そういう考え方は好きじゃない。
喧嘩を売っているのなら、出ていってくれ」
「気に触ったのならば謝ろう。他意はない」
以下略
659
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:45:55.77 ID:2BLGZ8KQ0
駈はコーヒーの缶を手にとって軽く振りながら、
絆のことを見ずに続けた。
「……私は不可能だと思うがね。
君は死んでもおかしくない程の怪我をした。
以下略
660
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:46:41.77 ID:2BLGZ8KQ0
「そうか」
駈は頷いて立ち上がった。
「君の意思がある以上、私達が止めることは出来ない。
以下略
661
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:47:33.85 ID:2BLGZ8KQ0
「全滅したのか……?」
「おそらく」
頷いて、駈はプロジェクターのボタンを操作した。
以下略
662
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:48:27.04 ID:2BLGZ8KQ0
それに、本部……つまりここからの通信も
途絶されるとなると、AADを操ることは出来ない。
駈は頷いて続けた。
以下略
663
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:49:06.01 ID:2BLGZ8KQ0
「……それで、今回の突入作戦だが、
君にはもう一度大恒王に乗って欲しい」
駈に押し殺した声でそう言われ、
絆は目を見開いて彼を見た。
以下略
664
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:50:07.03 ID:2BLGZ8KQ0
言葉を失った絆に、駈は付け加えた。
「無論タダでとは言わない。大恒王はあくまで君が、
個人的意思で運用したものと
主張してくれればいいだけだ。
以下略
665
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:50:38.93 ID:2BLGZ8KQ0
絆は心の中で、駈に唾を吐きかけたい
衝動を無理やり抑え込んだ。
やはりこの男は、危険だ。
以下略
666
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:51:32.66 ID:2BLGZ8KQ0
女性職員と看護師達が彼に続く。
数人の看護師に目配せをして残るように
指示すると、彼は部屋のボタンを
押してから言った。
以下略
667
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:52:22.21 ID:2BLGZ8KQ0
*
フォロントンに着いたのは、
しかしそれから二十時間以上も
経ってからのことだった。
以下略
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