過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:53:50.20 ID:2BLGZ8KQ0
諦めたように息をつき、
純は操縦桿を握りしめながら言った。
「特務官様はあまり動かないでください。
傷が開きます。お姉様達、速やかに
敵拠点を殲滅し、艦に帰還しましょう」
「純ちゃん……」
雪が、しかし戸惑ったように続けた。
「絆は戦える状態じゃないんでしょう?
一緒に行くなんて、無茶だよ」
「無茶かどうかは俺が決める。
お前達は何も心配することはない」
絆がそう言うと、モニター下側に
各トレーナー達の顔と駈の顔、
そして椿の顔が映しだされた。
『絆特務官……出撃されるのですか?』
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