過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/22(木) 20:33:29.88 ID:sON2xcHy0
『凄い……こんなに木が沢山……』
文が緩慢に手を動かしながらモニターを覗き込む。
彼女の動きに連動して、陽月王の首が動き、
カメラアイから周囲の状況が切り替わる。
「ていうか、これ何……?
私達、どうしちゃったの?」
優が操縦桿を握ったり離したりを繰り返しながら、
不思議そうに言う。
――エネルギーラインは安定していた。
優と文の体から微量ずつエネルギーを抽出しながら、
最低ラインで機体を動かしている。
彼女達にも負担はあまりないようだ。
それを確認してから、絆は言った。
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