過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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266:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/04/21(土) 17:43:03.81 ID:EwCNs9sAo
まど体「解せぬ」

QBはもう終わったか? 案外、しぶとく生き残りそうではあるが


267: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/04/21(土) 23:33:40.22 ID:3ouGBt/E0
四畳半神話大系が実に面白かったです。
よく考えるとあれはあれでループものですね。
くたびれた大学生活を送るほむほむが麗しき桃色の髪の乙女とくっつくまでの話……………だめだ、引き出しが足りない。

と、そんなことをぼやきつつ投下です。


268: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/04/21(土) 23:35:10.87 ID:3ouGBt/E0
「まどか……?」

その声はさやかだけにではなく、杏子にも聞こえていた。

「どうしたんだ、まどか?何かいい考えでもあるのか?」
以下略



269: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/04/21(土) 23:35:37.42 ID:3ouGBt/E0
――うん。それに、もうすぐだから。

「もうすぐ?……どういうことだ、まどか?」

訝しげに杏子がそう問いかけた時、突如としてカーテンコールから音声が発せられた。
以下略



270: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/04/21(土) 23:36:29.26 ID:3ouGBt/E0
「……まさか、ここまで予想してたってのかよ、まどか」

だとすれば驚愕するよりないといった感じで、呆然と杏子は呟いた。

「あはは……流石にここまでは予想外だったかな、なんて」
以下略



271: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/04/21(土) 23:37:30.32 ID:3ouGBt/E0
「よう、待たせたねお二人さん」

「随分遅かったじゃないか。それで、無事囚われのお姫様達は救出できたのかい?」

「お姫様、なんて柄じゃないんだけどな。うん、でも大丈夫だよ」
以下略



272: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/04/21(土) 23:38:18.98 ID:3ouGBt/E0
「……織莉子」

そんな様子を見て、ちょっとしょんぼりしてしまったキリカだった。
そんなキリカの首根っこを引っつかむかのように、杏子の声が飛ぶのだった。

以下略



273: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/04/21(土) 23:39:02.63 ID:3ouGBt/E0
どこで間違えたのか、何が間違っていたのか。
人類に比しても遥かに高度であるはずの頭脳は、そんな簡単な問いにすらも答えを見つけられずにいた。
ただただ迫り来る敵を迎え撃つことと、逃げてゆく者を追い縋る事だけに注力していたのだ。
そしてそれ以上に彼は焦っていた。思うようにならない状況に
長らく待ち続けた、この千載一遇のチャンス。世界再生を行う最高の機会が失われようとしていることに。
以下略



274: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/04/21(土) 23:40:04.30 ID:3ouGBt/E0
衝撃が幾度もアークを揺るがし、内部各所に火災が発生していた。
ついに火の気は司令室の存在するブロックにまで至り、内部の温度は急速に上昇を始めていた。
そして気がつけば、まどか達が操る機体の姿が消えていた。
恐らく離脱されたのだろう。バイドへの対応に追われるインキュベーターには
それを追跡する余裕も、最早残されては居なかった。
以下略



275: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/04/21(土) 23:41:42.93 ID:3ouGBt/E0
「誰かっ!誰か……助けてっ!嫌だ、ボクは死にたくない、こんなところで死にたくなんかないっ!
 バイドに、殺されたくなんかない……お願いだ、誰か……誰か、助けてっ!」

悲痛な叫びを音に乗せ、通信に乗せてありったけの力で放つ。
けれどもう、それに応えるものなど誰もいない。
以下略



276: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/04/21(土) 23:47:36.97 ID:3ouGBt/E0
こんなキュゥべえさんですが、ざまぁwwwwと嘲笑ってやるもよし
なんとなく哀れんでやったり、共感してみたりするのもいいかもしれません。

>>265
残念ながらキュゥべえさんはもうとっくに冷静さなんて欠いてしまっています。
以下略



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