過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
1- 20
337:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/29(日) 09:05:43.48 ID:biBQmTaDO
二人とも…いない。


338:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/04/29(日) 19:39:37.34 ID:10FrrYJYo
テラワロス砲ならぬファイナル波動砲、炸裂
果たして人類の未来を奪還できたのか?!


339: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/05/01(火) 00:38:34.35 ID:FBqFyGYQ0
バイド無き世界、最後の話を始めましょう。

では、投下します。


340: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/01(火) 00:39:18.61 ID:FBqFyGYQ0
太陽系のいたるところで、人類の必死の抵抗は続いていた。
この戦いにおいて散った者達が、願いによって帰還したとは言え
それでも本格的に太陽系内へと侵入し、既に増殖を開始していたバイドとの戦力差は覆しがたく
人類の敗北はそう遠くない未来として、誰しもの脳裏に浮かんでいた。
それでも、人類は決して諦めはしない。
以下略



341: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/01(火) 00:40:11.80 ID:FBqFyGYQ0
それと同じ光景が、太陽系のいたるところで見られていた。
あるものは戸惑い、あるものはそれを好機とばかりにバイドを打ち砕いていった。

「これはつまり、そういうことなのだろうな」

以下略



342: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/01(火) 00:41:32.43 ID:FBqFyGYQ0
その言葉と意志を受け、各地で人類の反撃が開始された。
反撃とは言うものの、バイドはその攻撃本能を司る器官を失っている。
攻撃本能のみに衝き動かされて活動を行っていたバイドにとって、それは最早死も同義。
それゆえに人類は、最早死骸にも等しいバイドをひたすらに、ただひたすらに蹂躙し始めたのだった。
バイドに対する激しい怒りがそのまま形になったかのような、あまりにも苛烈な蹂躙であった。
以下略



343: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/01(火) 00:42:00.74 ID:FBqFyGYQ0
夢を見ていた。
夢など見るはずもないのに、それはまるで夢のように彼の脳裏に浮かんでいた。

それは、果たして作り変えられた世界なのだろうか。
それとも、この世界とは別の可能性の世界なのだろうか。
以下略



344: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/01(火) 00:42:32.70 ID:FBqFyGYQ0
「どうしてキミはこうもボクの邪魔ばかりするんだ、鹿目まどかっ!!」

その叫びが声として発せられたことに気付いて、彼――キュゥべえは、自分がまだ生きているということを知った。

「ボクは……まだ生きているのか?でも、何故……?」
以下略



345: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/01(火) 00:43:08.18 ID:FBqFyGYQ0
どうにもその口ぶりは暁美ほむらのそれではない、かといってスゥのそれでもない。
だとすれば、残る可能性はなんだ。その事実に思い当たると、それは随分と馬鹿げた話に思えたが
けれど、それはありえないとは言い切れないことであった。

「まさかキミは……スゥ=スラスター?」
以下略



346: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/01(火) 00:44:03.13 ID:FBqFyGYQ0
「俄かには信じがたい話ね。というか、その話を聞く限り思いっきりお前は私達の敵じゃない。
 まあ、失敗したようで何よりだけれど」

些か信じがたい。けれど、こうして自分が生きていること自体が不可思議。
だとすれば、このくらいの不可思議が起こったとしても不思議はないのかもしれない。
以下略



567Res/572.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice