過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/19(土) 21:32:33.25 ID:HIbkqNWz0
ゲイルロズ攻略艦隊は恙無くその航海を続けていた。
途中、幾つかの革命軍の拠点を侵攻する予定であったが、攻略艦隊がそこに到着したときには
既に革命軍は撤退しており、もぬけの空の拠点だけがいくつも残されているだけだった。
流石にそれを不信に思う者はいたものの、破棄された拠点には物資がそのままの形で残されており
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470
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/19(土) 21:33:20.70 ID:HIbkqNWz0
「さて、なんだかあっという間についてしまった気がするな」
「連戦連勝、と言うまでもありませんね。そもそも一度の戦闘もなかったのですから」
ゲイルロズを遠巻きに囲み、スキタリスのブリッジで九条が呟く。
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471
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/19(土) 21:34:19.19 ID:HIbkqNWz0
「和睦?和睦だとっ!?ふざけるな、我々は奴らを打ち滅ぼしに来たのだ。
地球に仇なす害虫を、宇宙のゴミ虫どもを一匹たりとも生かしておけるかっ!
何が和睦だ何が交渉だ。奴らを皆殺しにしろ、今すぐ攻撃を開始するんだッ!!」
何がそこまで気に入らなかったのか、イジマールは青白い顔を赤らめ。
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472
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/19(土) 21:34:52.30 ID:HIbkqNWz0
「やはり貴様などには任せておけん。私が艦隊を指揮してやる!私が、私こそがこの聖戦を勝利に導き
青きあの地球に永遠の英雄としてその名を刻み――」
その瞳に映るのは純然たる狂気。そして狂喜。
艦内がざわついた。正気ならぬ様子に、流石に止めようとするものもいたが
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473
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/19(土) 21:35:55.52 ID:HIbkqNWz0
更にその敵機は、スキタリスの護衛艦が次々に放つ迎撃用のレーザーを掻い潜り
R戦闘機の発進準備が整うより早く、スキタリスへと肉薄していた。
「敵機、本艦に接近……こ、これは」
以下略
474
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/19(土) 21:36:33.40 ID:HIbkqNWz0
そして、それだけの時間を経ても波動砲が放たれることはなく。
代わりに飛び込んできたのは、どこか聞き覚えのある少女の声だった。
「最初に言っておくわ。こちらには確かに交渉のテーブルに付く用意がある。
けれど貴方達がどうしてもそれを拒んで戦闘を行うというのなら、まずは貴方達の指揮官に死んでもらうことになる
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475
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/19(土) 21:37:06.17 ID:HIbkqNWz0
「やあ、どうやら落ち着いたようだね、イジマール中佐」
交渉のため、ゲイルロズに付属するコロニーへと赴いていた九条から、スキタリスへと通信が入った。
スキタリス及び地球連合軍から差し向けられた護衛艦隊は、ゲイルロズに接近することを拒み後方へと下がっていた。
そしてガザロフ少佐率いる部隊のみが、九条の護衛についていたのである。
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476
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/19(土) 21:38:29.73 ID:HIbkqNWz0
躊躇いもあるが、それでもどこかなにやらスカッとしたような表情で、九条は言い放った。
「全艦旋回!攻撃態勢に移れっ!!」
その言葉と同時に、九条に着き従っていた艦隊が動き出す。
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477
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/19(土) 21:39:29.34 ID:HIbkqNWz0
「私は確信した。最早、今の地球連合軍に正義はない。ならば私は、私が信じるものの為に戦おう。
君達は私と共に、あの死闘を生き抜いた戦友たちだ。私は君達を信じる。
そして私は、同じく戦友である魔法少女隊の少女達を信じたい、そして救いたいと思っている」
ずっと九条の胸中に渦巻いていた不信。
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478
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/05/19(土) 21:47:41.89 ID:HIbkqNWz0
裏切りの九条提督、多分これから色々と活躍してくれるのでしょう。
>>453
木星はほぼガスのようなものですから、突入座標さえあわせれば突っ切れるんじゃないでしょうか。
途中嵐とかがあったりもするようですが、きっとR戦闘機ならば大丈夫でしょう。
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