過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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472: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/19(土) 21:34:52.30 ID:HIbkqNWz0
「やはり貴様などには任せておけん。私が艦隊を指揮してやる!私が、私こそがこの聖戦を勝利に導き
 青きあの地球に永遠の英雄としてその名を刻み――」

その瞳に映るのは純然たる狂気。そして狂喜。
艦内がざわついた。正気ならぬ様子に、流石に止めようとするものもいたが
以下略



473: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/19(土) 21:35:55.52 ID:HIbkqNWz0
更にその敵機は、スキタリスの護衛艦が次々に放つ迎撃用のレーザーを掻い潜り
R戦闘機の発進準備が整うより早く、スキタリスへと肉薄していた。

「敵機、本艦に接近……こ、これは」

以下略



474: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/19(土) 21:36:33.40 ID:HIbkqNWz0
そして、それだけの時間を経ても波動砲が放たれることはなく。
代わりに飛び込んできたのは、どこか聞き覚えのある少女の声だった。

「最初に言っておくわ。こちらには確かに交渉のテーブルに付く用意がある。
 けれど貴方達がどうしてもそれを拒んで戦闘を行うというのなら、まずは貴方達の指揮官に死んでもらうことになる
以下略



475: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/19(土) 21:37:06.17 ID:HIbkqNWz0
「やあ、どうやら落ち着いたようだね、イジマール中佐」

交渉のため、ゲイルロズに付属するコロニーへと赴いていた九条から、スキタリスへと通信が入った。
スキタリス及び地球連合軍から差し向けられた護衛艦隊は、ゲイルロズに接近することを拒み後方へと下がっていた。
そしてガザロフ少佐率いる部隊のみが、九条の護衛についていたのである。
以下略



476: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/19(土) 21:38:29.73 ID:HIbkqNWz0
躊躇いもあるが、それでもどこかなにやらスカッとしたような表情で、九条は言い放った。

「全艦旋回!攻撃態勢に移れっ!!」

その言葉と同時に、九条に着き従っていた艦隊が動き出す。
以下略



477: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/19(土) 21:39:29.34 ID:HIbkqNWz0
「私は確信した。最早、今の地球連合軍に正義はない。ならば私は、私が信じるものの為に戦おう。
 君達は私と共に、あの死闘を生き抜いた戦友たちだ。私は君達を信じる。
 そして私は、同じく戦友である魔法少女隊の少女達を信じたい、そして救いたいと思っている」

ずっと九条の胸中に渦巻いていた不信。
以下略



478: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/19(土) 21:47:41.89 ID:HIbkqNWz0
裏切りの九条提督、多分これから色々と活躍してくれるのでしょう。

>>453
木星はほぼガスのようなものですから、突入座標さえあわせれば突っ切れるんじゃないでしょうか。
途中嵐とかがあったりもするようですが、きっとR戦闘機ならば大丈夫でしょう。
以下略



479:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/19(土) 21:50:21.23 ID:RWlnu4aD0
九条提督……本当に大丈夫かという気がしないでもない。

何しろ地球連合軍とグランゼーラ革命軍の戦い。
結末は琥珀色の瞳孔じゃ……

以下略



480:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/05/19(土) 23:02:23.66 ID:o1e4gBeno
TAC2の番外編要素は関わってこないんだっけ
どっちにしろ連中に関しては情報が少なすぎるが


481:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/19(土) 23:03:42.59 ID:IgNAg9QRo
ほむほむは革命軍に居るようだけどオリジナルとスゥちゃんはどうしてんだろうな?

反逆のクジョー


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