過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]
2012/05/14(月) 20:09:17.77 ID:xYFk5yhAO
なんか面白そう
ただ等身大の一般人は主役におけないな
能力者に瞬殺される


177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[sage]
2012/05/14(月) 20:30:49.39 ID:dc8mPWsP0
ジャンルを能力バトルからホラーに変えればイケるイケるww


178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/14(月) 20:34:50.19 ID:d1HcWId80
ラブクラフト作品っぽく為す術もなく恐怖におののく感じにすれば楽勝っすよ兄貴
ただそういうの書くのが大変なんだけどさ


179:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/14(月) 20:41:54.79 ID:FCEbJPeuo
変化球でならいけますね。そういうのも考えてるんでいつものやつの投下後にやってみます
それにしても結構賑やかになってきましたね。これはうれしい
アイディアが良かったり文章レベルが結構高い感じだったりでわくわくしてきました


180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/14(月) 20:45:25.74 ID:d1HcWId80
待ってるよー


181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/14(月) 21:22:34.02 ID:FCEbJPeuo
それでは火炎の悪魔憑きの第四回をば


182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:23:07.63 ID:FCEbJPeuo

 月が、静止した光を地上に投げかけていた。暗闇に沈んだ世界を青白く染め上げ、一種幻想的なものに変貌させている。
 空気はひどく冷えこみ、呼吸のたびに肺を縮こまらせた。目の前にそびえたつ針葉樹の森はこちらをきっぱりと拒絶していた。
 だがそれらのことは、そこが人ならざる者の住む場所であることをこれ以上なく雄弁に物語っているようにも思える。

以下略



183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:24:31.55 ID:FCEbJPeuo

 屋敷の正面の扉には鍵が掛かっていなかった。
 不用心、と思い浮かべて取り消す。単に防犯の必要性がないということだろう。
 こんな辺鄙なところまでわざわざ物取りにやってくる輩は、ゼロではないにしろ極めて珍しいはずだった。
 また、悪魔憑きである以上、乱闘になったとして人間に後れをとることもないという判断なのだろうとも想像できた。
以下略



184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:25:24.76 ID:FCEbJPeuo

 サラは一旦男を無視して視線を周囲に振った。
 その空間は広い。中二階から左右に蛇行して伸びる階段と、正面には奥へ続く通路の入口が開いていた。
 心もちがらんとしている。生活のにおいがしない。
 申し訳程度に二体の西洋鎧が剣を携えて、彼女のそばに立っていた。
以下略



185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:26:33.14 ID:FCEbJPeuo

「話は終わりか?」
「……」
 サラが黙っていると、男は気にせず続けた。
「なら、こっちの話も聞いてもらおうか」
以下略



186:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:27:41.73 ID:FCEbJPeuo

 床に転がった。剣を抱えたままだったので腕に小さな傷がいくつか開いた。
「なかなか元気がいいな。うれしいぞ」
 ミスターの声が遠くに聞こえた。
「死にたくねえだろ? 俺はこのままだとテメエを殺すが、それが嫌なら俺に仕えると誓え」
以下略



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