過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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244:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/20(日) 17:08:21.76 ID:gHPkhtTuo
一応>>1にあるsswikiにはいろいろまとめられてるみたい


245:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/21(月) 17:09:41.11 ID:fxP+1H1go
借りますー


246:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/21(月) 17:10:09.18 ID:fxP+1H1go

 かつて一人の武人がいた。
 この平和な時代にあって闘いを愛し、闘いに明け暮れた、珍しいタイプの人間だったと聞く。
 私の知る限り、彼が負けたことを示す記録はない。何人もの武の者が彼に挑み、そして散っていった。
 当代最高の武術家と呼ばれ、十数年前まではその道で知らぬ人はいないほど有名だったらしい。
以下略



247:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/21(月) 17:10:37.49 ID:fxP+1H1go

 山道が途切れて、それでも進み、早一時間と少し。
 私は荷物の重さを強烈に意識していた。
 汗が滝のように流れ、服がぐしょぐしょと嫌な感触を伝えてくる。
 既に気力は半分ぐらい萎えてしまい、身体は座りこむことを要求していた。
以下略



248:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/21(月) 17:11:24.42 ID:fxP+1H1go

 そこで夜を明かすつもりかね。
 声がして私は目を開けた。
 上体を起こして見回すと、ちょうど右後ろの方向に老人がいた。
 背筋がしゃんと伸び、小柄ながらもしっかりとした体つきをしている。
以下略



249:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/21(月) 17:11:58.59 ID:fxP+1H1go

 次の日。私は翁と対峙していた。肩の力を抜き、なるたけ隙のないよう構えをとる。
 彼がどれほど強いのかを知りたかったのだ。
 ちなみに翁というのは私が決めた彼の呼び名だ。特にそう呼ぶことを止められはしなかった。

以下略



250:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/21(月) 17:12:34.33 ID:fxP+1H1go

 定められた勝利、翁はそう表現した。
 決して敗北することはなく、勝利を避けられぬ運命。
 その後ろ向きな言い方に私はおや、と思った。

以下略



251:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/21(月) 17:13:27.49 ID:fxP+1H1go

 次の日。目を覚ましたときには既に翁はいなかった。
 私はそうなるだろうと思っていたし、事実そうなっていたのだから、特に驚かなかった。

 翁が言っていたことは、完全には理解できなかった。
以下略



252:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/21(月) 17:15:28.16 ID:fxP+1H1go
終わり
ちょっとそれっぽい話を書いてみたくなったので


253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/21(月) 17:55:09.88 ID:nlGRhI9DO
乙でした



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