過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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258:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/25(金) 19:04:17.45 ID:GdeuJPpjo

 花束を墓標の前に置きます。
 それから黙祷。口をきゅっと結んで、いくつか近況報告をした後、愛しています、と締めくくります。
 墓地に満ちているのは、やはり何者かが黙りこくっているような不思議な沈黙で、しかしわたしはそれをどこか心地よく感じていました。

以下略



259:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/25(金) 19:04:47.68 ID:GdeuJPpjo

 筋から言って、悪魔に捧げた"心"こそが、わたしの失ったもののはずです。
 わたしは心を失って、力を得て、人間をやめてしまった。
 それが真実のはずです。

以下略



260:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/25(金) 19:05:35.82 ID:GdeuJPpjo

 それを思い浮かべるとき、わたしは背筋に凍るほど冷たい何かが通り過ぎるのを感じます。
 人間が心や精神とあがめて崇拝しているものは偶像にすぎないのではないか。
 そう思えてしかたないのです。

以下略



261:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/25(金) 19:08:52.82 ID:GdeuJPpjo
終わり
>>158を実践してみようとして、やっぱり上手くいかない


262:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2012/05/25(金) 22:07:34.40 ID:+3/ImRHc0
乙乙
じゃあ自分なりにそれっぽいのを


263:世界で一番美しいニューロン[saga ]
2012/05/25(金) 22:08:32.56 ID:+3/ImRHc0
「じゃあ学校行ってくるよ」

「行ってらっしゃい」

 父が新聞を読み、母が朝食を作り、妹が歯を磨いている。
以下略



264:世界で一番美しいニューロン[saga ]
2012/05/25(金) 22:08:58.32 ID:+3/ImRHc0
「生とは不可逆
 一度死ねばいくら完璧に蘇生したとしてそこに自我は存在しない
 完璧な物理的化学的電気的反応の集合体に過ぎなくなる
 貴方は他人の人間存在というプログラムを勝手に再起動したんだ」

以下略



265:世界で一番美しいニューロン[saga ]
2012/05/25(金) 22:09:40.80 ID:+3/ImRHc0
「ほら、そう言っている間にも実は何も感じていないんじゃないですか?
 普通ならば“君には自我が無い”とか
 “君は神経反応の集合体以上の価値は無い”とか
 そんな事言われたら……」

以下略



266:世界で一番美しいニューロン[saga ]
2012/05/25(金) 22:11:34.66 ID:+3/ImRHc0
「そうだよ、君の欲望には価値がある
 ああ、名乗り遅れたが私は魔術師“遠山さつき”
 悪魔憑きは人間であった頃の名前が他人にバレると力を失う
 そこで君に一つだけプレゼント
 君さえ良ければ“ネウロ”という名前を使ってくれ
以下略



267:世界で一番美しいニューロン[saga ]
2012/05/25(金) 22:12:14.94 ID:+3/ImRHc0
とりあえず書いてみた
似非SF恋愛もの


268:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/14(木) 16:55:10.11 ID:Rx9kMhLIo
今更ながら面白かったのでage


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