過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
1- 20
248:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/21(月) 17:11:24.42 ID:fxP+1H1go

 そこで夜を明かすつもりかね。
 声がして私は目を開けた。
 上体を起こして見回すと、ちょうど右後ろの方向に老人がいた。
 背筋がしゃんと伸び、小柄ながらもしっかりとした体つきをしている。
以下略



249:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/21(月) 17:11:58.59 ID:fxP+1H1go

 次の日。私は翁と対峙していた。肩の力を抜き、なるたけ隙のないよう構えをとる。
 彼がどれほど強いのかを知りたかったのだ。
 ちなみに翁というのは私が決めた彼の呼び名だ。特にそう呼ぶことを止められはしなかった。

以下略



250:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/21(月) 17:12:34.33 ID:fxP+1H1go

 定められた勝利、翁はそう表現した。
 決して敗北することはなく、勝利を避けられぬ運命。
 その後ろ向きな言い方に私はおや、と思った。

以下略



251:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/21(月) 17:13:27.49 ID:fxP+1H1go

 次の日。目を覚ましたときには既に翁はいなかった。
 私はそうなるだろうと思っていたし、事実そうなっていたのだから、特に驚かなかった。

 翁が言っていたことは、完全には理解できなかった。
以下略



252:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/21(月) 17:15:28.16 ID:fxP+1H1go
終わり
ちょっとそれっぽい話を書いてみたくなったので


253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/21(月) 17:55:09.88 ID:nlGRhI9DO
乙でした



254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]
2012/05/23(水) 03:40:45.37 ID:s7USQ6MA0
乙乙
翁の相手はもう人間じゃ務まらないんだな
会話文がないのが淡々としててよかったよ


255:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/25(金) 19:02:49.13 ID:GdeuJPpjo
借ります


256:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/25(金) 19:03:15.35 ID:GdeuJPpjo

 わたしはかつて、悪魔に"心"を捧げました。
 そして、それと引き換えに禁忌の力を得ました。
 大切な人を害悪から守るために、どうしても必要なことだったのです。
 それによって得たものと失ったもの。
以下略



257:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/25(金) 19:03:42.72 ID:GdeuJPpjo

 朝の日の光が、カーテンの隙間から射し込みネグリジェを温めて、わたしはいつものように目を覚まします。
 何年も繰り返したことですが、その時に感じるすがすがしさは変わることがありません。
 ベッドを抜け出して顔を洗った後は、朝の分の食事に加えてお昼の分の食事も用意します。
 今日は出かける用事があるのです。
以下略



318Res/300.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice