過去ログ - さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜
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◆ySV3bQLdI.
[ saga]
2012/10/01(月) 02:40:57.51 ID:RipvUQ6So
「なぁ、あんこちゃん。
前にも言ったかもしれないけど、俺は君と俺のどっちが強いかに興味はないんだよね。
だって、俺が勝っても得る物がないからさ」
ガタッとイスを鳴らし、立ちかける杏子。
零は、逸る子供を宥めるように片手で制して、続きを語る。
「だけど、俺にも得があるんなら考えてもいい。だから、あんこちゃん……ホラーと戦ってみる?」
「ホラーと……」
杏子が大人しくなり、怪訝な顔つきで零を見返す。無言で続きを催促していた。
「ああ。あんこちゃんがもしホラーを倒せたなら、俺より優れた証明にはなるね。
あんこちゃんがホラーを倒してくれたら俺も楽できる。
その上で満足いかなければ、その時は戦ってもいいよ」
「優れた証明? どうして直接やり合ってもないのに、そんなことがわかるのさ」
「あんこちゃんはホラーと戦った経験がない。
ホラーをまったく知りもしないのに勝つなんて、俺にはちょっと無理だな。
これでも昔は散々だったんだぜ」
と、かつての苦労を匂わせつつ、最後に零は軽く肩をすくめ、
「で、どう? 杏子ちゃんが自信がないなら、無理にとは言わないけど」
またしても杏子を焚き付ける。
対抗意識を煽る露骨な挑発。彼女を意のままに動かすには最も効果的と思われる手段。
だが、杏子の反応は予想と異なった。
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