過去ログ - まどか「誰かが求めた幸福」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/28(水) 04:45:25.16 ID:2GPEYJFx0
杏子父「時計の秒針が時を刻むたび、世界では理不尽な死を迎える人々が多数います! 平穏な日本で生きる皆様方! 私達の日々もたらされる幸福を、少しでも、そういった方々に分けようではありませんか!」

杏子「(……言っていることは正しいのに、なんでみんなは聞かず、そっぽを向くばかりなのだろう)」

杏子父「行動するかしないかは貴方方次第です! ですが、行動する後悔と、行動しない後悔は訳が違うと私は思います! 皆様、今日から行動しましょう!」

杏子「(そう、みんな、動こうとしないんだ。お父さんの話は絶対に正しい、でも、聞かなければ意味がない。優しさに満ち溢れているのに、なんで、なんで……)」

パチパチパチ……

杏子「……へ?」

お姉さん「とても素敵な話でした。その服、どこのなんですか?」

杏子父「え、いや、その……実は、本部から破門を受けまして、この服はただ見た目だけという感じで……」

お姉さん「と、言うことは、先程の言葉は貴方自身の意見なんですか」

杏子父「まぁ、おかげで人からは厄介払いされがちですが……」

お姉さん「でも、あなたの言葉、素敵で、優しい言葉でした。なんとういうか、気持ちが伝わって来るような」ニコッ

杏子父「そ、そうですか! 大変嬉しい限りです!」

お姉さん「継続は力です。是非、負けずに頑張ってください! これは気持ちですが」

っ千円

お姉さん「はい、お嬢さん。あなたのお父さん、素敵な人ね」ニコッ

モモ「私の自慢のお父さんだよ! ありがとう、お姉さん!」

お姉さん「ふふっ。そっちのお嬢さんも、またねっ」

杏子「そ、その……ありがとっ!」

杏子父「ありがとうございます!」ぺこぺこ


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