過去ログ - 朋也「ヴァイオリンの音色……?珍しいな……」
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101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 15:24:03.53 ID:H1x2My9B0
学校に着き、教室へと向かう。春原は、いなかった。

朋也(あいつ、また寮でたそがれてるのかな……)

………………。
以下略



102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 15:25:17.82 ID:H1x2My9B0
朋也「あのなぁ……。いや、なんでもねぇよ。好きに想像すればいいさ」

説明が面倒になり、そう答えてしまった。

春原「ちくしょう……岡崎がそんな目であいつらを見てるなんて……」
以下略



103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 15:27:57.46 ID:H1x2My9B0
購買でパンを買い、合唱部室へと向かう。
朋也「よぅ」
なかでは、三人がいつものように仲良く話をしていた。
杉坂「岡崎さん。来たんですね」
朋也「最近はずっと来てるだろ?」
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104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 15:31:57.84 ID:H1x2My9B0
朋也「そうだな……。言われてみれば、確かにおまえたちのためになる行動を取ってきたのかもしれないな。まぁ、まだ少し自覚が足りないのかもしれないけどな」
仁科「岡崎さんは、もっと自分の行動に自信を持っていいはずです。ね、杉坂さん、原田さん」
杉坂「もちろん。……正直に言うと、最初はりえちゃんの邪魔をしようとしている岡崎さんや、演劇部の人たちは好きではありませんでした。
   だけど……りえちゃんと行動して、頑張っている岡崎さんを見て、いつの間にか嫌いではなくなっていました。今では、私も、りえちゃんも、叶絵も、あなたは大切な人だと思っています」
原田「そうそう!それに、岡崎さんはこれからも合唱部に顔を出してくれるんですよね?いつまでも、岡崎さんはあたしたちの大切なお客さんですよ。あ、お代はいただけませんけどねっ!」
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105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 15:33:55.65 ID:H1x2My9B0
朋也「ところで……。話は変わるけど……いや、これは仁科から話してもらおうかな」
仁科「?なんの話ですか?」
朋也「ほら、朝話してただろ。次の休みの日……」
仁科「あっ……」

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106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 15:37:28.12 ID:H1x2My9B0
教室に戻ってくる。春原の姿は見当たらなかった。

朋也(あいつ、またどこかでたそがれてんのかな……)

春原がいないと、教室で暇つぶしが出来ない。
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107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 15:39:20.21 ID:H1x2My9B0
春原「いや……あいつらは食堂で昼休みを過ごすから、ばれるはずがないんだ……」
朋也「じゃあ、なんで逃げ回ってるんだよ?」
春原「いつのまにか、その落書きの一番下に『by春原陽平』って書いた紙が貼ってあったんだ……」
朋也「………………」

以下略



108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 15:40:50.20 ID:H1x2My9B0
ラグビー部員「話は藤林から聞いたぜ……。ずいぶんと大胆なことしてくれたじゃねえか」
春原「いや、なんていうか、ほんの出来心で……」
ラグビー部員「おっと、話なら、俺たちの部室、おまえの書いた落書きの前でたっぷりと聞いてやる。ほら、来いっ」
春原「お、岡崎っ!助けてくれ!」

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109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 15:42:53.14 ID:H1x2My9B0
………………。

五時間目、六時間目が終わっても春原は帰ってこなかった。

朋也(あいつ、まさか本当に……?)
以下略



110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 15:45:24.77 ID:H1x2My9B0
いつものように、合唱部の部室に入る。

朋也「ちーっす」
仁科「岡崎さん。こんにちは」
原田「おっ岡崎さんっ来ましたねっ」
以下略



111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 15:47:49.86 ID:H1x2My9B0
朋也「時間はどうするんだ?」
杉坂「朝の10時くらいがいいんじゃない?その時間なら、大抵の店は開店してるだろうからさ」
原田「明日が楽しみねっ!」
朋也「遅刻した奴は罰ゲームな。昼飯おごりだ」
原田「ちょっと、岡崎さんっ。この中で、誰が一番遅刻する確率が高いかわかって言ってます?」
以下略



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