過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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296: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:50:12.44 ID:FYS5Fqjlo

   腕は左脚と共に地面について、身体を支えるのに使われている。
   ヌイグルミは、いつの間に持ちかえたのか、右の小脇に。

   加えて、今の跳躍。
以下略



297: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:53:54.60 ID:FYS5Fqjlo

   さらにそのまま、三本の爪を巧みに操り地面を走りながら、両足の爪を振り回す。
   かと思えば腕と足をランダムに入れ替えての回転移動。
   あるいは障壁を利用した空中での軌道変更。

以下略



298: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:55:40.68 ID:FYS5Fqjlo

   自らの肉体を人形に見立て、筋肉ではなく魔力で無理やり操っているのだ。
   だからこその、常軌を逸したその動き。
   恐らくは痛覚も消しているのだろう。

以下略



299: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:57:08.07 ID:FYS5Fqjlo



   ◆

以下略



300: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:57:56.91 ID:FYS5Fqjlo

ほむら「……」

   考えを打ち切り、目を閉じる。
   意味のない思考だ。
以下略



301: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:58:36.52 ID:FYS5Fqjlo

QB 「しかし僕は、想い人のために死を選んだ爪使いになんて、心当たりがないんだよ」

ほむら「でしょうね。彼女はこちらの世界では契約しなかったようだから」

以下略



302: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:59:58.80 ID:FYS5Fqjlo

   とはいえ、最悪の事態――すなわち杏子が殺されるといったことにはなるまい。
   ポーラ=レイノルズの粘り強さはほむらの予想を大幅に上回ってはいたが、
   それでも、この期に及んでもなお、あんなものは杏子の敵ではない。

以下略



303: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 22:01:18.32 ID:FYS5Fqjlo



   ◆

以下略



304: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 22:02:24.24 ID:FYS5Fqjlo

   だが、どうやって?
   今の彼女に当て身が通用するとも思えない。脳を揺らしてさえ効果があるかどうか。
   催眠魔法も得手ではない。

以下略



305: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 22:03:22.20 ID:FYS5Fqjlo

   が、それは同時に危険な賭けでもある。

   問題となるのは流し込む魔力の量と強さだ。
   強すぎれば濁りを加速させ、最悪砕いてしまうし、
以下略



306: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 22:05:06.31 ID:FYS5Fqjlo

杏子「……」

   ポーラのジェムを確認する。
   もうほとんど真っ黒だ。
以下略



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