79:|0M)<朔也……作者です
2012/04/05(木) 07:26:12.62 ID:3af2/qzC0
 >>78 
  
 そういってくださいますとありがたいです。 
 ああ、ペースが遅い……。 
 すいません。 
80:|0M)<朔也……作者です
2012/04/05(木) 07:33:00.92 ID:3af2/qzC0
 【学校】 
  
 ???「……おい」 
  
 純一「……どうしましたか、先輩?」 
81:|0M)<朔也……作者です
2012/04/05(木) 07:47:52.56 ID:3af2/qzC0
 【茶道部部室】 
  
 純一「今日は飛羽先輩はいないんですね」 
  
 瑠璃子「進路関係でね。うちらも三年だからねぇ」 
82:|0M)<朔也……作者です
2012/04/05(木) 07:59:52.12 ID:3af2/qzC0
 瑠璃子「……けっこう視線とかあんたにぶつけている気なんだけどねぇ、ある意味大物かもな」 
  
 純一「お褒めの言葉どうも」 
  
 瑠璃子「皮肉だよ。……今日の部活、ずーっと桜井のやつ、しけた顔ばっかりしててさ」 
83:|0M)<朔也……作者です
2012/04/05(木) 15:16:45.48 ID:3af2/qzC0
 瑠璃子「そう、桜井とあんたはよく知っている仲だ。だからこそ、あんたはなんで、わざわざ桜井を泣かせる様な真似をするかねぇ、って思って、くぎを刺したくなったんだ。年上のおせっかいともいわれかねないけどさぁ……うちらは桜井が好きなんだよ。あいつが笑ってねぇと、なんでか茶道部が辛気臭くなっちまう。いやだろ? 妙に沈んでる部活なんてさ」 
  
 純一「……じれったいですね。何を言いたいんですか?」 
  
 瑠璃子「だからよ! うちらは桜井を心配してる! だったら、桜井の心配の種を摘み取ってあげたいって思うもんだろ! それが、先輩ってもんじゃぁねぇのかなぁって思うんだけどさ」 
84:|0M)<朔也……作者です
2012/04/05(木) 15:58:05.11 ID:3af2/qzC0
 純一「……俺にかまってどうするんです?」 
  
 瑠璃子「……え?」 
  
 純一「俺と梨穂子はただの幼馴染です。そう、事件の前は……今は、ほら、俺はすごく醜い。俺、サングラスを外すたび、吐き気がしてしょうがないんですよ。おかしいですよね、自分の顔なのに」 
85:|0M)<朔也……作者です
2012/04/06(金) 00:08:01.22 ID:hFG+/1BF0
 【少し前:喫茶店】 
  
 梅原「それ、本当ですか?」 
  
 朔也「……残念ながら、な。先日から全国でトライアルが出現している。地域によって数はまばらだが、それでも被害者は多数だ」 
86:|0M)<朔也……作者です
2012/04/06(金) 01:51:27.06 ID:hFG+/1BF0
 瑠璃子『桜井は、とにかく納得ができるまで行動し続ければいいとあたしは思う。あいつは多分、桜井のことをないがしろにしているわけじゃないって思うんだ。……でも、あんたがよく話してくれたような橘純一ってやつなら……もしかすれば、わざと遠ざけてるんじゃねぇかなぁとも思うんだ。完全に女の勘だけどな』 
  
 梨穂子「……純一は、まだ純一なんだよ。そう、私は、遠くもなく近くもないところで見守れれば、純一にとってはそれが一番なのかな」 
  
 梨穂子「(……でも、なんでだろう。さっきからすごく胸騒ぎがする。抑えようとしても、抑えきれないぐらいの)」 
87:|0M)<朔也……作者です
2012/04/06(金) 02:54:24.60 ID:hFG+/1BF0
 梨穂子「なんだか、勇気を出したいって時に、どうもこの公園に来ちゃうんだよねぇ」 
  
 梨穂子「……昔は、私と、純一と、そして美也ちゃんでよく遊んでて、私がよく転んでけがをして、泣いちゃったところを純一が励ましてくれて……」 
  
 梨穂子「でも、もう、そんな日には戻らない……」 
88:|0M)<朔也……作者です
2012/04/06(金) 03:12:43.32 ID:hFG+/1BF0
 梨穂子「……あっ、あ、れ? ……何だ、ろう、急に、倒れちゃって……」 
  
 梨穂子「(起き上がれない。……すっごく体が熱い。……あれ? この手についてるのって何だろう……あ、血? ……赤い、臭い。……えっ!?)」 
  
 梨穂子「え、え、え? ……!?」 
105Res/75.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。