過去ログ - ペンデックス「魔力生成のためにご協力をお願いします」上条「」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage saga]
2012/04/12(木) 00:49:00.72 ID:G5bnKV1co
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 おう、いっつあ賢者たーいむ。

 思いっきり射精をして冷静さを取り戻した上条を待っていたのは悔恨と懺悔の世界だった。

 当たり前である。
 最初はともかくとして最後の方は自分からペンデックスを求めていた。
 唇を奪って唾液を交換していた。
 心を完全に奪われていた。

 つまりは一言の弁解も許されない浮気である。
 緊急避難も何もない。
 経験があればいざ鎌倉という時に美琴を不安にしなくても済む、なんていうお題目に意味が無いことは上条自身が知っている。

 あれから二人してシャワーを浴びて汗を流した。

 ペンデックスは魔法を使い自身の腫れた肛門粘膜を治療した。その光景を見た。
 曰く、自分自身の使った魔法であれば本人格も気づかないでしょう。それよりも違和感を覚えられる方が危険です。

 治癒魔法が全く効かない、そもそもその必要のない上条だったがペンデックスから放尿をしておくように強く言われた。
 避妊具もなしに肛門に突っ込んだのである。尿道炎になってもおかしくはない。
 亀頭を包茎の皮で包んで内部に放尿して洗う酸漿洗いという手段もあるとか。

 ちなみにこれも魔道書の記載事項。
 なに考えているんだ魔術師。おかしいと思わなかったのか魔術師。
 言われるままトイレで用を足そうとするも上条さんちの一人息子はわんぱくでたくましすぎて少しも言うことを聞こうとしない。

 痛みを覚えるほどまげて放尿し終えるとペンデックスが歯を磨いていた。
 曰く、精液の匂いがするから、と。本人格に気づかれては困ります、と。

 生々しい情事の後始末に苦笑しながら上条は再びバスタブの寝床に横になった。


「本来の魔力生成機構を修復するまでの魔力を補充できました。ご協力に感謝いたします。
 ――宣言、今後私が出現することはないでしょう」


 それだけを言い残してベットに戻るペンデックスの後姿がまぶたに焼き付いている。
 まるで何事もなかったかのようにすたすたと歩く彼女を少しだけ寂しいと思う。

 それでも上条は目をつぶった。
 太陽が昇るまでの僅かな時間。
 興奮冷めやらぬ肉体を必死に眠りに就かせた。



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