過去ログ - 後輩「それじゃ、本当にこれでお別れです」
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2012/05/01(火) 20:51:35.36 ID:8IGpIStuo
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旧校舎の入口は封鎖されている。ハカセたちが実地に調査に向かわず、聞き込みに終始したのはそのせいだろう。
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2012/05/01(火) 20:52:23.39 ID:8IGpIStuo
「なんだかワクワクしますね」
後輩が楽しそうに言った。
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2012/05/01(火) 20:53:23.36 ID:8IGpIStuo
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現代社会にはびこる諸問題を俎上にのせようとすると、必ずと言っていいほどこのような言葉を使うものが現れる。
以下略
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2012/05/01(火) 20:53:52.98 ID:8IGpIStuo
よりよい社会や世界について考えることは、現実から夢想へ遊離することに直結しやすい。
心の弱いものはとくに、社会について考えることでミクロな問題から目をそらしてしまおうとする。
だが、"だから後回しだ"は正しいのだろうか。
以下略
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2012/05/01(火) 20:54:34.25 ID:8IGpIStuo
なぜみんな、そんなに迷わずに"社会"を選べるのだろう。
少なくとも俺には、"社会"に参加している人間はひとりだって幸福そうに見えない。
"幸福なはずだ"と信じようとしているように見える。そんな場所に誰が参加したいと思うのだ?
"〜せねばならない" と "〜したい" はまったく異なる。
以下略
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2012/05/01(火) 20:55:14.06 ID:8IGpIStuo
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2012/05/01(火) 20:56:01.29 ID:8IGpIStuo
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二階から三階への階段をのぼるとき、嫌な予感があった。
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2012/05/01(火) 20:56:40.98 ID:8IGpIStuo
「普通に考えて、何かある方がおかしいんですけど――」
シラノは言った。
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2012/05/01(火) 20:57:31.94 ID:8IGpIStuo
「ここにはあまりいない方がいいわ。引きずり込まれてしまいそう」
俺は小声で訊ね返す。
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2012/05/01(火) 20:59:08.60 ID:8IGpIStuo
その言葉に、俺たちは顔を見合わせた。
自然科学部は、俺、ハカセ、シラノ、後輩、トンボの四人だ。
俺たちは今日、ついさっき、一緒にここに来た。
以下略
144
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2012/05/01(火) 20:59:35.18 ID:8IGpIStuo
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