過去ログ - 後輩「それじゃ、本当にこれでお別れです」
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138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/01(火) 20:54:34.25 ID:8IGpIStuo

 なぜみんな、そんなに迷わずに"社会"を選べるのだろう。
 少なくとも俺には、"社会"に参加している人間はひとりだって幸福そうに見えない。
"幸福なはずだ"と信じようとしているように見える。そんな場所に誰が参加したいと思うのだ?
"〜せねばならない" と "〜したい" はまったく異なる。
以下略



139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/01(火) 20:55:14.06 ID:8IGpIStuo





以下略



140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/01(火) 20:56:01.29 ID:8IGpIStuo




 二階から三階への階段をのぼるとき、嫌な予感があった。
以下略



141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/01(火) 20:56:40.98 ID:8IGpIStuo

「普通に考えて、何かある方がおかしいんですけど――」

 シラノは言った。

以下略



142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/01(火) 20:57:31.94 ID:8IGpIStuo

「ここにはあまりいない方がいいわ。引きずり込まれてしまいそう」

 俺は小声で訊ね返す。

以下略



143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/01(火) 20:59:08.60 ID:8IGpIStuo

 その言葉に、俺たちは顔を見合わせた。

 自然科学部は、俺、ハカセ、シラノ、後輩、トンボの四人だ。
 俺たちは今日、ついさっき、一緒にここに来た。
以下略



144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/01(火) 20:59:35.18 ID:8IGpIStuo
つづく


145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/05/01(火) 22:06:38.63 ID:7KJ9MmCQo
1乙


146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/02(水) 00:41:46.61 ID:l/93gnlro
134-3 鍵が空いて → 鍵が開いて

143-2 自然科学部は → 自然科学部員は
      四人だ → 五人だ

以下略



147:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 19:19:06.14 ID:l/93gnlro





以下略



148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/02(水) 19:19:32.32 ID:l/93gnlro

 「甘ったれるな」という言葉は正しい。
 結局のところ、他人からの優しさなどというものは期待するべきではないのだ。
(他人の優しさが期待できない社会というものに、いかに不満があろうとも)

以下略



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