過去ログ - 後輩「それじゃ、本当にこれでお別れです」
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212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/06(日) 18:18:09.12 ID:PB+9q1/Uo

 彼女の目は少し赤くなっていたし、決して平気そうではない(当たり前のことだ)。

 それでも後輩は、あたかも自分は平気だとでも言いたげにホットミルクをすすりはじめる。
 触れれば砕けてしまいそうな、ガラス細工のような作り物の微笑を浮かべていた。

 彼女はホットミルクを飲み、俺はコーヒーを飲んだ。
 そのことを考え、俺は自分が失敗を犯したことに気付いた。

 ホットミルクは別に体を温めないと聞いたことがある。コーヒーも同様に。

 当然のように注文してしまったが、余計体調が悪くなったりはしないだろうか。




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