過去ログ - 後輩「それじゃ、本当にこれでお別れです」
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227:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/06(日) 19:59:24.66 ID:PB+9q1/Uo
208-1 彼の視線 → 彼女の視線

ご指摘ありがとうございます。他にもあったら修正します。ごめんなさい


228:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/05/06(日) 20:09:11.47 ID:Twd4hx9vo
1乙


229:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/06(日) 23:06:55.44 ID:n8F5cdvIO
乙ッス


230:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/06(日) 23:56:41.19 ID:TjreyvcIO



231:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/07(月) 14:34:38.14 ID:SeOAfSECo

◇ 


 逃げて逃げて落ち延びた先に、いったい何があるのだろう。
以下略



232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/07(月) 14:34:54.49 ID:SeOAfSECo

 中には本当に素晴らしいものもあるかもしれない。
 いや、あるだろう。本当に優れているとしか言いようがないものが、中にはある。
 君も見てきたはずだ。それらが踏みにじられ、軽んじられ、損なわれ、失われていくさまを。
 結局のところこの世界はそういう場所なのだ。
以下略



233:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/07(月) 14:35:46.76 ID:SeOAfSECo




 俺にはようやくスズメの言いたいことが分かりかけてきた。
以下略



234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/07(月) 14:36:28.36 ID:SeOAfSECo

 後輩はおそらく、彼女という存在そのものを揺さぶる問題に突き当たっている。
 そのこととも無関係ではないが、ガラテアだのカリオストロだのという話を何度も聞いたせいで、俺の中にはひとつの疑問が芽生え始めていた。

 それは、俺たちはどこにいるのか、という問いだ。
以下略



235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/07(月) 14:37:15.62 ID:SeOAfSECo

 俺は思い出せるかぎりの記憶を遡り、"日常"と名付けられる場面と"非日常"との間を区切ることにした。

 まっさきに思い浮かぶのは、あの手紙。今となってはあの手紙の内容もなんだか白々しく感じる。
 "女神ガラテア"の力によって封印された"魔神カリオストロ"の復活。
以下略



236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/07(月) 14:38:21.23 ID:SeOAfSECo

 ティアからの手紙を受け取った直後、「殺し屋」を自称する黒スーツの男に出会う。
 大金の入ったアタッシュケースを持ち歩いている怪しげな男だった。
 
 彼の言っていることが本当かどうかという点に、俺は興味がなかった。
以下略



237:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/07(月) 14:39:08.60 ID:SeOAfSECo

 幼馴染と出会って以降は、新しい異変はしばらく起こらなかった。
 大男が少女と話すのを見かけたり、"ズレ"たり。
 あとは……後輩の家の位置だとか、日付だとか、そういった単純なことが記憶から抜け落ちることが多かった。
 まるで、同じ一日を永遠に繰り返しているような、平坦な日常を送っている気がした。
以下略



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