過去ログ - 貧乏神「私がメイドですかッ!?」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/04(金) 15:25:58.24 ID:gugeLQADO
この貧乏神さん一流だな


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/04(金) 17:42:43.51 ID:C7I537lDO
そして、貧乏神はチェス駒たちの猛追から何とか距離を離し、やっとの思いで玄関ホールまで辿り着いた。

貧乏神「は、早く逃げないと……はっ!?」

そのまますぐに館の出口へと向かおうとした貧乏神だったが、駆け足を止めて急ブレーキ。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/04(金) 21:20:08.32 ID:C7I537lDO
そこに出来上がったのは小高い山。
一番上には満足そうな笑みを浮かべる人形が腰を下ろし、その下にチェス駒と貧乏神の家財が散乱。
さらにその一番下にはそれらすべでに押し潰され、石床にうつ伏せで四肢を投げ出す貧乏神がいた。

貧乏神「あうぅ……」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/05(土) 13:10:51.72 ID:VFxwHF9DO
おろろんおろろんと瞳に涙を浮かべながら貧乏神が命乞いをする。
しかし、その様子が楽しいのか、人形は口元を吊り上げてイタズラっ子のような笑みを深めるだけだった。

人形「どうしようかしらね? あなたが壊したガラス窓に花瓶にツボ、結構高くつくし……」

以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/05(土) 21:20:12.38 ID:VFxwHF9DO
〜 暖炉の部屋 〜

貧乏神「はー、生き返ります」

貧乏神は暖炉からちょうどよい距離を保ち、ぽかぽかと床の上で暖まっていた。
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/05(土) 22:07:05.55 ID:VFxwHF9DO
貧乏神「……む」

──服が湿っていて、なんだか不快。

そう感じた貧乏神の判断は早かった。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/05(土) 23:09:09.25 ID:VFxwHF9DO
貧乏神「あたた……」

人形「ったく、勝手に人の館で眠りこけるなんて、いい度胸ね」

貧乏神「す、すいません」
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/05(土) 23:50:48.88 ID:VFxwHF9DO
貧乏神「わ、私の服がー!?」

人形「あらら」

貧乏神「あうぅ……、私の唯一の服だったのに……」
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/06(日) 01:36:40.13 ID:Lyi6ImxDO
人形「ま、冗談はさておき」

不意に人形が貧乏神へと何かを投げてよこした。

貧乏神「え、……っ!?」
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sagd]
2012/05/06(日) 14:05:39.14 ID:Lyi6ImxDO
〜 数分後 〜

再度、部屋を往復してきた人形が、持って来たパンツを貧乏神へと手渡した。

人形「ほら、穿きなさい」
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/06(日) 15:17:03.56 ID:Lyi6ImxDO
〜 さらに数分後 〜

貧乏神「着替えました!」
貧乏神は両手を上げ、その場でクルリと回る。
その動きに合わせ、貧乏神の着ているスカートがフワリとはためいた。
以下略



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