過去ログ - あずさ「蒼の黒さは」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/01(火) 21:53:12.05 ID:BaNO6aKD0
「くぅっ」

真とひそひそ話しながら、そして唇をかみながら、彼女のはっきりとした、
とても女性的な曲線が描く体のラインを見つめた。

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/01(火) 22:00:03.67 ID:BaNO6aKD0
彼は本気だ。

「本気≠チて書いて、マジ≠チてよむんだよっ!」

と春香が意気揚々と披露してくれたどうでもいい当て字の完璧な例が今目の前にある。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/01(火) 22:05:38.07 ID:BaNO6aKD0
「おまちどうさまです」

「そう言って前に置かれた特大のチョコとクリームの山が、
人生の厳しさというものを僕たちに全く遠慮なく示しているようだった。
いつもは気の置けないマスターに殺意のある視線という指向性を極度に持たせた切っ先を向けた。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/01(火) 22:10:00.85 ID:BaNO6aKD0
「千早ちゃん、なんだか真ちゃんはショックだったみたいね〜」

とおもうでしょう。

彼だけじゃないんです、その先の光を欲したのは。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/01(火) 22:15:07.86 ID:BaNO6aKD0
「……はい、そうですよね」

「千早、でもおいしかったでしょ」

「ええ、苦かったけれど、味わい深かったわ」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/01(火) 22:20:10.91 ID:BaNO6aKD0
「それからもう一つ。
言葉にしても伝わらないこともある、でも、例えそのどちらだとしても、相手のことを思うのをやめてはだめ。
自分は自分の世界で生きているのよ。
そしてその世界は私たちが見たり、感じたり、考えたことの結果としてできているの」

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/01(火) 22:24:20.69 ID:BaNO6aKD0
「それで、最初の話に戻るんですけどー」

「のどが渇いたわね〜」

「すみません、マスター、あずささんにアイスティーをお願いします」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/01(火) 22:28:45.02 ID:BaNO6aKD0

 今、私は、真っ白なドレスを着て鏡の前に立っています。

十年前と変わらぬ髪、十年前よりずっと大きくなった胸。

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/01(火) 22:31:32.14 ID:BaNO6aKD0
隣にいる彼……いいえ、もう彼女、としか呼べないくらいの、魂に磨きのかかった、
素敵な女性は、にこりと笑って言いました。

「千早がこんなセクシーでグラマーになるなんてなー」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/01(火) 22:34:18.82 ID:BaNO6aKD0
「う、うん。千早とかあずささんみたいにロングにはしないけどね。
せいぜいミディアムくらいかな、
相変わらず体育会系の仕事も多いし」

「わたしはウェルダンがいいわ、生の部分があるとだめなのよ」
以下略



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