過去ログ - River -いつまでも変われないあなたへ-
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20:ちぢれ[sage]
2012/05/03(木) 23:59:55.36 ID:yoGXwZnsP
静姫「……」

 俺があやまると、少女はジッと俺の顔を覗き込んできた。

潤一「……ん? ど、どうした」
以下略



21:ちぢれ[sage]
2012/05/04(金) 00:02:21.91 ID:5To1Tuv6P
静姫「海外旅行には行ったことありますよね?」

潤一「え? べつにないけど」

 何だこれ。何かの占いか?
以下略



22:ちぢれ[sage]
2012/05/04(金) 00:03:51.31 ID:5To1Tuv6P
静姫「なん、……で」

 俺の答えを聞くと、彼女は瞳を潤ませた。

潤一「ごめん。どこかで、会ってたかな……」
以下略



23:ちぢれ[sage]
2012/05/04(金) 00:05:30.56 ID:5To1Tuv6P
静姫「もし、私があなたに一億円をあげると言ったら、欲しいですか」

潤一「欲しい」

静姫「こんな単純な答えなのに……やっぱり、分からない……」
以下略



24:ちぢれ[sage]
2012/05/04(金) 00:07:05.17 ID:5To1Tuv6P
潤一「……え?」

静姫「あの橋の上で」

 そう言って、彼女はあふれず川の下流の方向を指差した。
以下略



25:ちぢれ[sage]
2012/05/04(金) 00:09:45.72 ID:5To1Tuv6P
静姫「あの時は、ありがとうございました。私、あなたに二度も迷惑をかけてしまって……」

潤一「迷惑とか思わなくてもいいよ。……そっか、結局飛び込まなかったんだな」

静姫「……はい」
以下略



26:ちぢれ[sage]
2012/05/04(金) 00:11:57.21 ID:5To1Tuv6P
潤一「わ、わかった。俺はいつも夕方にこの辺をぶらぶらしてるからさ、適当に捕まえてくれよ」

静姫「は、はいっ」

 一変して彼女の表情がにぱっと明るくなる。
以下略



27:ちぢれ[sage]
2012/05/04(金) 00:14:06.86 ID:5To1Tuv6P
この板でははじめまして
今日はこのへんで


28:ちぢれ[sage]
2012/05/04(金) 11:51:55.80 ID:5To1Tuv6P
 5月8日(水)


千沙渡「おはよう。潤一にいさん」

以下略



29:ちぢれ
2012/05/04(金) 11:59:52.92 ID:5To1Tuv6P
潤一「なぁ最近、彩大(あやひろ)の奴はどうしてる?」

千沙渡「どうしてる……って。ヒロは潤一にいさんの弟でしょ?」

 そう、大友彩大は俺の3歳下の弟だ。
以下略



30:ちぢれ
2012/05/04(金) 16:35:28.78 ID:5To1Tuv6P
千沙渡「でも一緒に住んでてちっとも会えないって……それ、嫌われてるんじゃ?」

潤一「そうかもな」

 俺は、さらりと言ってみた。
以下略



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