156: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:44:31.63 ID:wjxL0IG/0
157: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:45:15.06 ID:wjxL0IG/0
158: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:46:02.00 ID:wjxL0IG/0
美琴「…………」
そんな様子を見て、一種の違和感を覚えていた。
159: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:46:49.06 ID:wjxL0IG/0
??「ぉぉおおおおお……」
咆哮を上げながら、立ち上がりだそうとする人体模型。
160: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:47:31.99 ID:wjxL0IG/0
由香「ひ、いやああああ!!」
目の前で繰り広げられる、あまりにもグロテスクで、ありえない光景。
悲鳴を上げてしまうのも当然だといえる。
161: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:48:39.50 ID:wjxL0IG/0
歩き出したり。
瞳を動かしたり。
息をしていたり。
呻き声をあげたり。
162: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:49:07.36 ID:wjxL0IG/0
だが、ここは学園都市の外。
それも、外部から隔絶された異空間にある――研究用の機材なぞ到底なさそうな廃校。
少なくとも、科学的に生み出されたものではないだろう。
163: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:49:45.64 ID:wjxL0IG/0
美琴(とにかくやることは――)
そして、急激に電気を発生させる。
髪の毛や腕の辺りで、青白い火花が何度も弾けていた。
164: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:50:32.84 ID:wjxL0IG/0
美琴「いい加減にしろっつーの!!」
溜めていたありったけの電流を、人体模型に向けて放つ。
加減は一切していなかった。
165: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:51:39.14 ID:wjxL0IG/0
??「ぐおおおおおおおぉぉぉぉぉ……」
まるで怪物の断末魔のような、咆哮。
皮膚や筋肉を炎で燃やされながらも、左右にふらついている。
166: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:55:09.67 ID:wjxL0IG/0
美琴「……ったく……」
小さくため息をつきながら、そこから視線を外す。
ようやくカタがついたといえた。
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