過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 16:22:10.81 ID:8rHYgbYP0
削板「ぐっは!」
体を少しだけ後ろへと反らし、体を真っ二つにされることは免れたものの、ダメージは深刻だった。
垣根「は! 防御力に頼りすぎたな!」
176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 16:24:23.76 ID:8rHYgbYP0
初春はステファニーに言われたとおりファイブオーバーから切り離されたレールガンの解析を行なっていた。
新型の試作品というだけのことはあり、解析に手間取ったが、九割方は終わっている。
後はレールガンへ命令信号を送るプログラムを即時に作り上げるだけだ。
177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 16:26:46.14 ID:8rHYgbYP0
衝撃は車の外から襲来し、垣根の放った羽は黒い車をズタズタに引き裂き、派手に横転した車の屋根に穴を穿ち、
そこから転がるように初春が車からはじき出された。
初春「きゃ!」
178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 16:29:04.52 ID:8rHYgbYP0
すると、空からまたしても接近してくる物体があった、それは……
初春「……冷、蔵庫?」
二枚の大きな翼を携えた冷蔵庫、垣根帝督は初春を一瞥すると鼻を鳴らす。
179:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 16:32:08.88 ID:8rHYgbYP0
垣根「暗部に落ちたというのならもう見逃してやる理由はないよな!」
狂気を含めた瞳を初春に向ける垣根。
初春「あ、暗部?」
180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 16:38:46.87 ID:8rHYgbYP0
削板「初……春、ステファニーの、援、護……を」
削板の必死の守りを目に焼き付け、初春は涙を浮かべてレールガンへの偽造命令プログラムの仕上げをその場で続行する。
垣根「はは! この状況になっても味方の心配か! 人間できてるな削板!」
181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 16:43:45.64 ID:8rHYgbYP0
ステファニーは左手一本で持った軽機関散弾銃でファイブオーバーとの接近戦を繰り広げていた。
一つだけしか残っていないマガジンを撃たず、銃の先に着いた刃を利用し、剣を振るかのように巨大な敵に立ち向かう。
ファイブオーバーの足元に居続けることにより、レールガンの攻撃を最小限に抑えるが、ファイブオーバーの放つ蹴りの連打を捌くのに必死となる。
182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/26(土) 17:15:12.46 ID:cmAV+1GDO
ん?
183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:17:30.68 ID:8rHYgbYP0
ちょっと離れてました。再開
184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:18:05.38 ID:8rHYgbYP0
削板「ち、が……う」
垣根「あ?」
石剣に刺され、両側から圧力をかけてくる翼を抑えながらも、削板は垣根を睨む。
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