過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:05:30.55 ID:p8ddoTvw0
依頼内容はそれだけで、添付されていたファイルにはターゲットである可愛らしい少女の写真が映されている。

そしてもう一つのファイルにはターゲットが使うであろう帰宅ルートが示されている。

だが、心理定規は今回の依頼内容に少しだけ違和感を抱く。
以下略



255:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:07:57.33 ID:p8ddoTvw0
曇り空が出来上がったのは昼頃に差し掛かった時だった。

ゴロゴロと重低音が空から響き、雲行きが怪しい空から水の滴が落ちてくる。

ステファニー「む、雨が降ってきたじゃないですか」
以下略



256:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:10:06.24 ID:p8ddoTvw0
初春がステファニーと心理定規に遊びの誘いを催促したメールを送ったのが今朝だ。

ステファニーは他人から、というよりも友達とでも呼べそうな知り合いから遊びの誘いをもらうのは初めてで、
しどろもどろになりつつも初春の誘いに応じた。

以下略



257:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:12:08.85 ID:p8ddoTvw0
初春「どうしましょう」

ステファニー「むぅ。最終手段として雲川さんに連絡してみる手がありますが」

初春「雲川さんも忙しいでしょうし、もう少し心理定規さんの返事を待ってみましょう」
以下略



258:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:15:15.55 ID:p8ddoTvw0
午後六時を周り、心理定規は雨が降る中、住宅街である第七学区で一日中待機していた。

情報では打ち止めは今日、第六学区にあるアミューズメントパークへと出かけたらしい。

帰宅ルートを計算し、待ち伏せに一番適した場所を探した結果、今心理定規がいる人気のない小さなトンネル内が最適な場所となった。
以下略



259:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:17:51.27 ID:p8ddoTvw0
打ち止めは帰路を隣にいる白髪の男、学園都市第一位にして最強の能力を持つ一方通行と共に歩いていた。

今日は打ち止めの我が儘を一方通行が受け入れ、第六学区にあるドリームランドという遊園地へと遊びに行った。

嫌がる一方通行に無理やりネズミの耳を着けさせ、「遠足は帰るまでが遠足! だからその耳を取るのは帰ってから!」と言い、
以下略



260:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:19:30.63 ID:p8ddoTvw0
その二人の様子を心理定規は遠くで眺めていた。

まずはあの第一位を打ち止めから引き離さなければ何も始まらない。

一方通行と一対一で戦って勝てる可能性など無いに等しい。
以下略



261:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:21:54.46 ID:p8ddoTvw0
心理定規が作戦を決行する数時間ほど前、ステファニーと初春はショッピングを済ませて帰り道を歩いていた。

初春「結局心理定規さんと連絡が取れませんでしたね」

少し残念そうに初春が言い、ステファニーは少し間を置いて頷く。
以下略



262:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:24:00.22 ID:p8ddoTvw0
雲川『私だ。お前から連絡してくるのは珍しいな』

ステファニー「単刀直入に言います。心理定規は今どこで何をしているんですか?」

雲川『心理定規? 知らないな』
以下略



263:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:27:34.04 ID:p8ddoTvw0
雲川『ほう……それは心理定規から聞いたのか?』

ステファニー「いえ、私の長年の勘を頼りに心理定規から聞き出しました」

雲川『ふむ。なら正直に言おう。確かに前回私はあいつにとある任務を与え、それをあいつは実行してくれた。
以下略



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