過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/12(土) 20:12:42.57 ID:LFbwiDJA0
本当に感激しているのだろう、初春は心理定規に握手し、ステファニーと削板に挨拶する。
心理定規は初春に気付かれないように雲川に話しかける。
心理定規「雲川、学園都市特別保安部隊って『スクール』のことを指しているのかしら?」
84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/12(土) 20:14:33.43 ID:LFbwiDJA0
雲川「事件の首謀者は潮岸で間違いない。奴は貝積や最中の抹消はついでだと言っていたが恐らく本当だ」
削板「どういうことだ?」
雲川「事件後すぐに発覚したのだが、何名かの重役が事件が起こってから行方不明となっている」
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/12(土) 20:16:15.08 ID:LFbwiDJA0
雲川「潮岸は己の立場を利用して世間から自分の悪事を隠している。けど、我々だけは奴の行為を知っている」
削板「俺達に潮岸を捕まえさせる気か?」
雲川「そうだけど。貝積は統括理事会の中で唯一原石である者達を守っている。貝積がいなくなれば学園都市に集めた原石達が一斉にあらゆる組織から狙われることになるだろうさ」
86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/12(土) 20:18:24.09 ID:LFbwiDJA0
心理定規「それで? 私だけを残して何を話したいのかしら?」
雲川「なに、さきほどの潮岸確保任務に少し内容を付け足すだけだけど」
心理定規は教室を一瞥するが、どこにも外部にこの会話が聞かれているようには見えなかった。
87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/12(土) 20:20:03.03 ID:LFbwiDJA0
心理定規「でしょうね。なら、一つだけ聞かせてもらうわ」
雲川「なんだ?」
心理定規「私はいつ、アレイスタークロウリーとの直接交渉権を獲得できるのかしら?」
88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/12(土) 20:22:36.86 ID:LFbwiDJA0
心理定規「ともかく、依頼は受けるわ。他のメンバーに伝えるかどうかは考えておく」
雲川「よろしく頼む」
そう言って心理定規は教室から出ようとする。
89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/12(土) 20:24:13.05 ID:LFbwiDJA0
教室から出ると、長い廊下の窓際で、ステファニーが一人ぽつんと立っていた。
心理定規「あら? 先に帰っていたと思っていたけれど」
ステファニー「ちょっとね……削板と初春は帰りましたよ。あぁ、初春ならここから見えるかも」
90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/12(土) 20:26:12.27 ID:LFbwiDJA0
ステファニー「それで? どうするんですか? 削板がこの事を知ったら恐らくスクールを辞める所か壊滅に追い込むと思いますけど」
心理定規「そうね。かと言ってこの依頼を蹴ると雲川からのサポートを無くしてスクールの存続に関わるわね」
ステファニー「まぁ、私に暗殺の件を任せてくれてもいいじゃないですか」
91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/12(土) 20:27:21.40 ID:LFbwiDJA0
ステファニー「まさか、本気で友達が欲しいとか?」
心理定規「……どうかしらね」
未だ窓から見える初春と彼女の友達を見て心理定規は小さく呟く。
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/12(土) 20:29:30.36 ID:LFbwiDJA0
今日は短めでここまで。
レスをくれた方々ありがとうございます。本当に続きを書く励みになります。
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/12(土) 21:03:39.21 ID:qFxK5ZWLo
面白いです
メンバーはこれで固定かな? それとも、もう一人くらい前で戦える奴が入るかな?
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