過去ログ - P「765プロに潜入、ですか?」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/05/15(火) 22:26:39.89 ID:wH0iDZ7m0
黒井「貴様も765プロの名前くらいは知っているのだろう?」
P「まあ、黒井社長の口から何度かお聞きしたことがありますし、業界関係の情報収集は怠らないようにしていますから」
黒井「フハハハ、流石この私が見込んだだけのことはあるな」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/05/15(火) 22:34:14.38 ID:qNppEWml0
そもそも俺は961プロの正式な社員ではない。
元々はそこそこ名の知れた芸能事務所で働いていたのだが、数年前に黒井社長の策略により乗っ取られる形で強制的に961プロと合併させられた。
人気のあったアイドルはそのまま961プロの所属となり、その他プロデューサーや事務員、そして日の目を見ることの無かったアイドル達は一部を除いてそのほとんどが退社を余儀なくされた…が、何故かその一部に当時事務員だった俺も含まれていた。
P『…何故俺を残したんですか?』
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/05/15(火) 22:43:27.19 ID:qNppEWml0
P「…分かりました。それで潜入の目的ですが、所属タレントの引き抜き、あるいは社外秘情報の入手あたりですか?」
黒井「ノンノンノン、もっと単純明快な仕事だ」
P「?」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/05/15(火) 22:46:27.03 ID:w/ROFWMg0
黒井「フン、意味が分からないとでも言いたそうな顔だな」
P「ええまあ、ですが理由を聞いても教えてはくれないんでしょう?」
黒井「ウィ。私は無駄な時間は使わない主義だからな。だが勘のいい貴様のことだ、概ね予想はできてるのだろう?」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/05/15(火) 22:52:30.79 ID:0GvDUwIP0
P「東京都大田区矢口2丁目1番765号…さて、と」
黒井社長の命を受けてから早一月、俺は765プロダクションの事務所前に来ていた。
この765プロは長いこと新規のプロデューサーを募集していたようで、俺の採用は履歴書の送付と簡単な面接で驚くほどあっさり決まった。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/05/15(火) 23:07:57.07 ID:dgmGq8Ul0
P「おはようございます」
小鳥「あ、おはようございますプロデューサーさん。今日からよろしくお願いしますね」
彼女の名前は音無小鳥。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/05/15(火) 23:13:53.70 ID:wH0iDZ7m0
黒井社長がこの現状を知っていたのかは定かではないが、今回の仕事は予想以上に一筋縄ではいかないようだ。
むしろこの事務所が何で今まで生き残ってこれたのか不思議で他ならない。
律子「おはようございまーす」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/05/15(火) 23:18:52.05 ID:XVr/b7yO0
無いに等しいスケジュールの調整に事務所の備品や機器類の確認、その他これからの勤務に必要なことを音無さんから教えてもらい、自分のデスクを整理し終える頃にはもう昼前になっていた。
今日は("今日も"と言った方が正しいかもしれない)所属アイドル達に仕事は入っていないのだが、俺の顔見せと今後の活動の打ち合わせで午後から集まってもらうことになっているらしい。
高木「どうだね調子は?」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/05/15(火) 23:22:11.02 ID:DwtcopeV0
昼食を終えて社長と事務所に戻ってくると、なにやら中が騒々しくなっていた。
どうやら所属しているアイドル達が既に集まっているようだ。
高木「おお、もう集まっていたのかね。それじゃ少し早いが期待の新プロデューサーを紹介しよう。君、入ってきてくれたまえ」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2012/05/15(火) 23:23:13.84 ID:tnpxY1/Lo
しえん
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/05/15(火) 23:25:07.44 ID:T8CfyAkj0
P「…というわけで、とりあえず今週は概ねスケジュール通りになるが、来週からはかなり予定を変更することになると思う」
簡単な自己紹介を終えた後、早速彼女達の今後の仕事について話を進める。
黒井社長の指示により彼女達のプロデュースに961プロの力は使えないことになっているが、いずれ独立するときのために俺個人で業界内にはある程度のコネを作っておいてある。
長期間途切れない程度に仕事を回してもらい、徐々に彼女達の力で仕事を増やせるようにするのが一番効率的だろう。
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