過去ログ - 垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」
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2012/05/29(火) 21:34:02.99 ID:YJ7UftPwo
刃物の様に鋭く、炯炯とした紅い双眸、
静かな、だが有無を言わせぬ迫力を孕んだ声、
何より、全身から吹き出す、暴力的かつ圧倒的な覇者の風格。
以下略
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2012/05/29(火) 21:36:45.99 ID:YJ7UftPwo
「何でだ?何でオマエはそォまでしてそいつを庇う?
オマエが庇おォとしているのは最低のクズ野郎だ。
事実、オマエ自身も豚畜生みてェに殺されかけただろォ?
なのに何で、そンなガタガタの身体を引きずってまでそいつを庇おォとする?」
以下略
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2012/05/29(火) 21:38:10.55 ID:YJ7UftPwo
「何でですって?そんなの、当たり前じゃないですか!」
「大好きな男の子が殺されそうになっているのに、黙っていることなんか出来ません!!!」
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2012/05/29(火) 21:39:28.72 ID:YJ7UftPwo
「馬……鹿…野……郎、……俺なん…か…に……構う…な。早く……、逃げ…ろ。」
俺は声を振り絞り、飾利に逃げるよう呼びかけた。
さっきは殺そうとしていたくせに、よくもぬけぬけと言えたものだ。
以下略
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2012/05/29(火) 21:45:40.46 ID:YJ7UftPwo
「……帝督、私、ずっと帝督のことを捜していたんですよ。
そして、あなたを捜すために、私はこの街でのあなたの足跡を追いました。
あなたがかつて風紀委員だったこと。
学園都市第二位の超能力者になっていたこと。
……そして、その日を境に、行方をくらましてしまっていたこと。」
以下略
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2012/05/29(火) 21:47:31.43 ID:YJ7UftPwo
「でも、それでもようやく、こうして会えましたね。
お久しぶりです、帝督。私、ずっとずっと、あなたに伝えたいことがありました。
あなたと別れた日から、何度も何度も自分に問いかけて、ようやく確信を持てた、私の気持ち。
あなたに会えたなら、真っ先に伝えようと思っていた、私の想い。」
以下略
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2012/05/29(火) 21:49:15.57 ID:YJ7UftPwo
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2012/05/29(火) 21:53:44.27 ID:YJ7UftPwo
それは、俺がずっと渇望していたもの。
幾度夢に見たか分からないほど欲したもの。
それは、暗部に落ちてからも変わらなかった。
そして、その度に俺には資格が無いと、自分に言い聞かせてきた、手に入るはずのないもの。
以下略
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2012/05/29(火) 21:57:58.06 ID:YJ7UftPwo
「ア……一…方通…行……」
「……何だ?」
俺の呼びかけに、それまで俺達の様子を静観していた一方通行が返事をする。
以下略
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2012/05/29(火) 22:00:47.40 ID:YJ7UftPwo
「て、帝督!!!あなたは何を言っているんですか!!!???」
飾利が悲鳴に近い声をあげ、俺の元に寄ってきた。
以下略
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