過去ログ - 許嫁「末永く宜しくお願い致します!」その5
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332: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/01(日) 23:22:20.65 ID:ZjsrLCNAO

貴重なお父様のお休みなのに、わざわざ私のお父さんのお墓参りに付き合う、とお父様が言い出した。
恩人に2年にも渡り不義理をするわけにはいかぬ、と。

普段お忙しいのだからたまの休日は身体を休めて欲しい、と思ったけれど、これも気分転換じゃ、と笑いながら言って下さったからありがたく従うことにした。
以下略



333: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/01(日) 23:24:11.19 ID:ZjsrLCNAO

お祈りを終えると、お父様は車ではなく別のお墓へ向かって歩き出した。

理由もわからず着いて行くと、その先にはお父さんのお墓と違って草木に埋もれたような、誰もお参りをしていないような古臭いお墓がそこにあった。

以下略



334: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/01(日) 23:25:32.47 ID:ZjsrLCNAO

○月×日

今日、新しい男くんの写真が届いた。

以下略



335: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/01(日) 23:28:18.18 ID:ZjsrLCNAO

男くんと別れて2年、男くんの事を思わない日はないのだけれど、それでも今の生活に慣れてきた頃。

いつものように男くんの写真と近況が私の元に届いた。
お父様はお忙しいらしく、使用人の子経由で渡された物だ。
以下略



336: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/01(日) 23:30:29.31 ID:ZjsrLCNAO

男くんが再び感情を取り戻す事自体は嬉しい。
私もそう望んでいたし、あの優しい男くんにはまた昔のような笑顔を浮かべていて欲しい。

でも、かつてそれを取り戻したのは私であり、それが出来るのも私だけだと思っていた。
以下略



337: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/01(日) 23:31:48.48 ID:ZjsrLCNAO

○月×日

明日はメイドの卒業式。

以下略



338: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/01(日) 23:34:33.09 ID:ZjsrLCNAO

明日でメイドも無事高校生活を終えることになる。

メイドにとって高校生活はどんなものだったのだろう?
少なくとも、楽しい有意義な物だったに違いない。
以下略



339: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/01(日) 23:36:11.44 ID:ZjsrLCNAO

ちなみに、姐さんはどうするのか? と聞いたところ、一生分働いたからしばらくニート生活を満喫してやるんだ! と意気込んでいた。
正直、メイドの話を聞く限りでは働いていたというより遊んでいた、の間違いのような気がしないでもない。

なお、その数年後探偵業を始めた姐さんは、遊びながらお金貰えるなんて最高だよね! とのたまっていた。
以下略



340: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/01(日) 23:39:13.01 ID:ZjsrLCNAO

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3冊目の日記はここまで。
振り返ってみると思い出一杯で、時間がないのに全然読み進んでない……
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341: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/07/01(日) 23:41:27.39 ID:ZjsrLCNAO
本日はここまで。

一気に7・8年くらい飛びますので、多分後2回くらいで終わる予定。

もう少しだけお付き合い下さい。
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