過去ログ - 律「九つの、物語」
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182:1
2012/10/07(日) 22:21:29.28 ID:GjkxAV7O0
澪が走った先はあの河原。

「澪、死なないでよ…」

「私はもう死んでるだろ…」
以下略



183:1
2012/10/07(日) 22:29:54.65 ID:GjkxAV7O0
「律には梓がいるじゃないか。
 梓を愛しているんだろ?
 律は追いかける人を間違ってるぞ!
 あれ…もう時間だな。
 最後に伝えたいことがある。」
以下略



184:1
2012/10/07(日) 22:34:11.42 ID:GjkxAV7O0

気がつくと、私は河原で座り込んでいた。
すぐ目の前を水が勢いよく流れている。

私と澪が立っていた場所は水に呑まれていた。
以下略



185:1
2012/10/07(日) 22:39:07.09 ID:GjkxAV7O0
「澪。」

叫んだ。
喉が張り裂けるくらいに。

以下略



186:1
2012/10/07(日) 22:46:27.92 ID:GjkxAV7O0
「大丈夫ですか!?」

やがて、大きな声がした。
振り向くと、そこに梓が立っていた。

以下略



187:1
2012/10/07(日) 22:55:05.24 ID:GjkxAV7O0
コネティカットのひょこひょこおじさんを読んでいる途中、
ふと顔を上げたらあの人と似た顔。

梓が立っていた。

以下略



188:1
2012/10/07(日) 23:02:00.12 ID:GjkxAV7O0
澪が去ったあの日。
雨の中で何が起きたんだろう。

私と梓が体験していたことはまったく違っていた。

以下略



189:1
2012/10/07(日) 23:05:39.46 ID:GjkxAV7O0
「水に飛び込むかと思った。」

梓は言う。

梓の言葉が本当なら澪との別れはなんだろう。
以下略



190:1
2012/10/07(日) 23:11:27.38 ID:GjkxAV7O0
そう思っているうちに、
私の家に着いた。

梓は楽しそうな顔で笑っている。

以下略



191:1
2012/10/07(日) 23:15:42.63 ID:GjkxAV7O0
「まぁ、りっちゃん様のハンバーグは絶品だぞー!」

「期待してます!」

「俺が作る方がおいし…「律先輩、可愛いな///」
以下略



192:1
2012/10/07(日) 23:23:15.32 ID:GjkxAV7O0
「りっちゃん、きたよー!」

よだれを垂らしている唯。汚いぞ?

「ケーキもあるの〜」
以下略



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