過去ログ - 綾野「私が死者」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/05/20(日) 00:06:38.11 ID:5OkhKKO/o

その後も一年半の間に霧果さんが作った人形を一つ一つ見ていった。
それほど量があるわけではなかったが、あの人の作った人形を鑑賞するのは、かなり体力を消耗する。

見崎「そろそろ時間ね、いきましょう」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/05/20(日) 00:10:34.29 ID:5OkhKKO/o

外は小雨が降っていて、傘を持たなければならなかった。
勅使河原の家までそれほど遠くはないのが救いだ。
雨の中、二人で歩いて行く、中学の時以来だろうか。

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/05/20(日) 00:15:51.79 ID:5OkhKKO/o

勅使河原の家が見えてきた、夜見山の民家はどこも大きく、広い庭がついているのが当たり前。
東京では考えられない感覚だが、勅使河原の家も例外ではない。
呼び鈴を鳴らすと、家の奥から勅使河原が走ってくるのが外からでも分かる。

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/05/20(日) 00:20:17.87 ID:5OkhKKO/o

望月「恒一くん、久しぶり」

望月は中学生の時の見た目のまま大きくなっていた。

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/05/20(日) 00:21:06.09 ID:5OkhKKO/o

和久井「久しぶり榊原くん、僕のこと……覚えてるかな……」

和久井くんは色白で長身だ、今では僕も同じぐらいの背丈になったけど

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/05/20(日) 00:23:55.14 ID:5OkhKKO/o
ミスった
>>19

和久井「久しぶり榊原くん、僕のこと……覚えてるかな……」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/05/20(日) 00:25:16.46 ID:5OkhKKO/o

千曳先生の作った料理は見た目に違わずとても美味しかった。
あとでレシピを聞いてもいいかもしれない。

もう少し皆と昔話をしたかったのだが、
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/05/20(日) 00:31:53.49 ID:5OkhKKO/o


見崎「もう雨も止んだみたいだし、一人で歩いていける」

榊原「そう……じゃ、気をつけて」
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/05/20(日) 00:35:24.05 ID:5OkhKKO/o

勅使河原「でもさあ、お前ら二人全然会ってないんだろ?それなのに中学校時代から続いてるとかすげーよ」

榊原「まあ……見崎は積極的に会いたい会いたいってタイプじゃないしね、一人でも問題ないみたい
   それが僕としては寂しいっていうか、不安になるけどね」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/05/20(日) 00:45:32.63 ID:5OkhKKO/o

朝、目覚ましをセットした時間よりだいぶ早く起きる。
いつもと違う環境で寝ると、どうしてもゆっくりと眠ることができない。
別段眠気があるわけでもないし、三つ目の目的、墓参りのために早めに準備することにした。

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/05/20(日) 00:48:23.75 ID:5OkhKKO/o

千曳「恒一くん、君も来ていたんだね」

奥には、僕と同じく墓参りをしていた千曳先生が居た。
千曳先生が言うには、ここには今までの災厄によって命を落とした人のお墓が幾つもあるらしい。
以下略



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