272:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 20:35:23.16 ID:StkKHyuC0
「ん、ああ。
それより、ひびき殿は?」
「……蔵に、閉じ込めてございます」
「なんだと?」
「あずさ様のお言いつけで」
「母上は?」
そう訊いたところで、声がした。
「ここです」
あずさは、いつもよりにこやかに、柔らかく微笑みながら言う。
しかし、そういう時の母が最も恐ろしいことを、
息子は良く知っていた。
「母上」
「真之丞、己のことは、己でけりをつけるのです。
それができなければ、自分とは何の関わりもないということになりますよ」
頬の一つも張られると思ったが、どうやら違ったようだ。
「その覚悟が、お前にありますか?」
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