過去ログ - 姫「勇者を探しに行く」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/23(水) 00:00:10.99 ID:I/XMjLHDO
〜 村、中央広場 〜

姫「おお、人が多いな!」

錬金「王宮都市の目前ですからね。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/23(水) 00:13:53.76 ID:I/XMjLHDO
錬金「しかし、こんなに人が多い所に来て良かったのですか?」

姫「うむ、バレる時はどうせバレる。それに、早い段階で旅の準備を整えておいた方が良いと判断した」

錬金「一応は考えているんですね」
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/23(水) 00:35:00.20 ID:I/XMjLHDO
男「おら! さっさと動け、デクの坊が!」

大トカゲ「キュー! キュー!」

……………………
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/23(水) 07:30:38.13 ID:I/XMjLHDO
姫「貴様! 何をやっている!」

男「も、申し訳ありません! すぐに道からどかします……から?」

姫「うん? どうした、変な目を向けて?」
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/23(水) 07:41:10.77 ID:I/XMjLHDO
錬金「少しばかり耳を貸してください!」

姫「なんだ?」

そして、2人はヒソヒソと声を抑えて話し始めた。
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/23(水) 07:58:27.92 ID:I/XMjLHDO
男「えっと……」

錬金「待たせて申し訳ない。
こちらは王国南部の貴族である騎士様におわせられる」

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/23(水) 20:11:19.08 ID:I/XMjLHDO
錬金「ま、待ってください騎士様」

姫「む、なんだ?」

錬金「この男が大トカゲをムチで叩いていたのは確かです。
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33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/23(水) 20:38:07.87 ID:I/XMjLHDO
男「そ、そうですよ! そちらの従者の方がおっしゃる通り、私は何もやましい事はしていません!」

姫「む……」

男「私は自身の潔白を誓います! 国王陛下の名の下に!」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/23(水) 21:02:49.41 ID:I/XMjLHDO
ふと、姫が錬金術士に振り返った。

姫「金貨の袋は持っているか?」

錬金「え? はい、ここに……」
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35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/23(水) 21:18:42.03 ID:I/XMjLHDO
男「こ、これは王国金貨っ!?」

姫「30枚はあるはずだ、売ってくれるか?」

錬金「ま、待ってください!」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/23(水) 21:30:46.83 ID:I/XMjLHDO
姫「むう、でも積み荷のオマケがあるぞ?」

錬金「そんなの、どうせ二束三文にしか、……っ!?」

姫「どうした? 積み荷の袋を見て?」
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