過去ログ - 妹「なぜ触ったし」
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287:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:54:41.17 ID:Jic4PqMQo

「分かった」

 と俺は言う。彼女は少し意外そうな顔をしていた。

以下略



288:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:55:12.82 ID:Jic4PqMQo

 着替えて財布と携帯を持つ。家を出るとき妹に「どっか行くの?」と訊かれる。
 一応、会話の雰囲気は元通りになりはじめていた。まだ気まずいし、相変わらず妹は部屋に引っ込むことが多いけれど。

「コンビニ」
以下略



289:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:55:52.30 ID:Jic4PqMQo

「分かりました。おごってください」

「おご……まぁいいけど」

以下略



290:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:56:34.62 ID:Jic4PqMQo

 家を出てコンビニに向かう。最後に行ったのは、先輩と会った夜か。
 よくよく考えれば、あのときの三人は先輩の友だちではなかったのだろうか?
 まぁ、他校の生徒とか、そういう付き合いなのかもしれないけど。

以下略



291:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:57:01.69 ID:Jic4PqMQo

 俺は彼女の後ろの男の人に目を向けた。見覚えのある茶髪。
 ああ、そうだ。新聞部の部室で見たのだ。俺を睨んでいた男。
 なんでか嫌われているらしい。と思って気付く。
 コンビニと、この顔で思い出す。このあいだ先輩と一緒にいた人ではないか。
以下略



292:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:57:34.84 ID:Jic4PqMQo

「ですから、この人がパパで」

「頼むから説明しないでくれない?」

以下略



293:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:58:17.73 ID:Jic4PqMQo

 居心地が悪くなって、俺は早々に退散したくなった。

「じゃ、すみません。俺たちもう行くんで」

以下略



294:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:58:53.39 ID:Jic4PqMQo

 家に帰ってから、俺たちはぼんやりと時間を過ごした。
 幼馴染は結局夕方ごろまでうちでぼーっとしていた。
 
 俺をからかうのも早々に飽きたらしく、帰る頃にはいつも通りの顔をしていた。
以下略



295:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:59:50.35 ID:Jic4PqMQo
つづく


296:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/06/06(水) 14:01:15.33 ID:Rw56npmV0



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