443:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/06/12(火) 22:55:26.83 ID:/TeWbq7no
スレタイ的に妹ルートなんだよな?
そう願いたい
444:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2012/06/12(火) 22:58:33.74 ID:uoRzoZtdo
似てる所なんてひとつも無いのに共感できてしまう
きっと、>>1が文章書くの上手いからだろうな
445:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2012/06/13(水) 17:33:53.16 ID:YPxWj8qjo
またこの話を読むのが日々の楽しみになってる
446:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 01:33:00.04 ID:mIB6jAMCo
先輩は放課後になってすぐにタカヤを呼びにきた。俺は知らんぷりした。
この妙な、罪悪感というかなんというか、は、なんなんだろう。
俺はいいかげん疲れた。
447:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 01:33:25.81 ID:mIB6jAMCo
「どう思う?」
俺が訊ねる。
448:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 01:33:59.95 ID:mIB6jAMCo
俺たちは教室に残ってタカヤの帰りを待った。
彼が戻ってくるのは想像したよりもずっと早かった。十五分もかからなかったんじゃないかと思う。
教室に戻ってくると、タカヤは俺たちの方を見て寂しそうに笑った。彼はどんな顔をさせても似合う。
449:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 01:34:29.80 ID:mIB6jAMCo
帰り道で一緒になった幼馴染は、タカヤのことについて一言も触れなかった。
彼女が先輩に対してどのようなことを言ったのかはしらない。特に聞きたくもない。
今となっては終わった話だった。
450:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 01:35:59.36 ID:mIB6jAMCo
家に帰る。俺は無性に落ち着かない気分だった。
なんというか無性に。この気分はあのときに似ている。あの、あれ。あの夜。妹の胸を触ったときの感覚に。
そんなんだったので、なんといっても抑えが利かなかった。自分が何かに操られているような感覚。
451:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 01:36:29.67 ID:mIB6jAMCo
背中に回した腕を動かして、彼女の後ろ髪に触れた。俺はなんだか泣きたい。
俺はたぶん何かを求めて、その為に行動していたのだけれど、その何かってなんなんだろう。
それがわからないからずっと混乱している。でも、俺がほしいものはずっと明確なのだ。
452:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 01:36:58.15 ID:mIB6jAMCo
俺との距離を取り直すと、彼女は両手で俺の身体をリビングから追いやった。
そうして扉を閉める。すると、何か悲鳴だか歓声だかわからないような声が、いくつか部屋の中から聞こえた。
俺は玄関を見る。見覚えのない靴が二組並んでいた。
453:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 01:37:38.32 ID:mIB6jAMCo
「友達が来てる」
「お前、友達いたんだな」
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