121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/28(月) 19:54:08.42 ID:AeEn6ifDO
その瞬間、勝負は決した。
剣道部員「ぐはぁっ!」
ドサリと、ヒザから崩れ落ちる剣道部員。
122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/28(月) 20:08:10.15 ID:AeEn6ifDO
吸血女子『……む? そうです! やっと思い出しました!』
会長『思い出したって……何をだい?』
吸血女子『あの変質者、中学の頃に全国の剣道大会に出ては優勝をかっさらいまくっていたヤツです! よく見るとその頃の面影があります!
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2012/05/28(月) 23:06:46.97 ID:lTZYb0RSo
焦る魔王可愛い
124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/28(月) 23:30:43.34 ID:AeEn6ifDO
…………………………
会長『えー、吸血女子さんが復活するまでのしばしの間、休み時間を設けます』
ギャラリー「ガヤガヤガヤガヤ……」
125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/28(月) 23:49:09.06 ID:AeEn6ifDO
勇者は言われるままに竹刀を鞘から抜き放った。
魔王「どうだ?」
勇者「うん、よく手に馴染む。
126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/29(火) 00:22:04.24 ID:QLtsJXqDO
〜 再開 〜
吸血女子『みなさん、お待たせして申し訳ありませんでした。涅槃の旅から帰還した吸血女子です』
会長『そして、会長です』
127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/29(火) 00:59:12.40 ID:QLtsJXqDO
吸血女子『そして、今回の特別ルールを説明しておきます。
通常ならば面、胴、小手のいずれかに一本を打ち込めば勝負ありですが、今回はそれら三点すべてに一本を打ち込んでもらいます』
会長『つまり、先に相手に面、胴、小手を決めた方が勝ちだね』
128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/29(火) 02:42:26.78 ID:QLtsJXqDO
スパーンッ。
審判「小手あり!」
吸血女子『なんとー! 初撃から一本ッ!
129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/29(火) 03:54:15.81 ID:QLtsJXqDO
竜青年「やるじゃないか、まさか私が一本とられるとはね。どんな小細工を弄したのか教えて欲しいな」
つばぜり合いの短い間に会話が生まれる。
勇者「自信ありげに吹かすもんだから、あの強烈な一撃を鼻っからぶつけてくると分かったんだよ。
130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/29(火) 08:53:33.08 ID:oojuu2lIO
乙
131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/29(火) 19:56:35.60 ID:QLtsJXqDO
〜 放送席 〜
吸血女子『激しい攻防! 竹刀による目にも留まらぬ打撃の応酬が繰り返されています! 果たして、勝利の栄光を手に入れるのは……』
魔王『……』
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