過去ログ - 勇者「幼なじみが魔王女」
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/25(金) 18:10:46.21 ID:9OEyVz1DO
〜 最終プログラム前、休み時間、テント 〜

魔王「お、ここにいたか?」

勇者「ガタガタガタガタ」
以下略



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/25(金) 18:38:07.75 ID:9OEyVz1DO
勇者「そうだ! お前はいつもオレを矢面に立たせてひどい目に合わせるじゃないか!」

魔王「それは……」

勇者「もう知らん! フルマラソンには出ない!」
以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/25(金) 18:56:55.24 ID:9OEyVz1DO
勇者「え? ……えっ?」

魔王「……いや、すまない。
覚えているわけがない。当然だ、昔の事だからな……」

以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/25(金) 19:12:42.62 ID:9OEyVz1DO
勇者は何も答えられ無かった。
目の前の気丈な、いや、必死で気丈に振る舞おうとしている魔王に、掛けられる言葉が何も見つからなかった。
頭が、舌が、まったく動かない。
いや、動いたとしても、紡がれる言葉は真実とはほど遠く、魔王に本当の意味で届く事は無いように思えてしまう。
それが「はい」か「いいえ」どちらでも……。
以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/25(金) 19:29:00.39 ID:9OEyVz1DO
魔王「放送席に……戻る……」

勇者「あ、うん……」

魔王「それじゃ……」
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/25(金) 19:42:22.18 ID:9OEyVz1DO
こんな物が地面に転がっている理由は1つしかない。

勇者「……魔王」

勇者は少しだけ、本当にわずかの間だけ迷い、決心する。
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/25(金) 19:58:50.35 ID:9OEyVz1DO
〜 校庭 〜

勇者「……」

獣走者「……」
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/25(金) 20:06:26.37 ID:9OEyVz1DO
吸血女子『ところで魔王さん。さっきから、なにやら口数が少ないですね?』

魔王『む……そう、か』

吸血女子『許婚の勇者くんとナニかあったのでしょうか? とても気になる所です』
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/25(金) 20:24:41.07 ID:9OEyVz1DO
獣走者「ちっと、いーすかっ?」

吸血女子『おや、何でしょう? チンピラ崩れの話し方で声をかけられてしまいました。
ぶっちゃけタイプではないですが、血を抜き取る保存食としてなら飼ってあげてもいいかな? と思います』

以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/25(金) 20:39:55.49 ID:9OEyVz1DO
吸血女子『おーっと!? これは大変な事になったぞー!?
獣ふぜいが魔王に求婚か!?』

勇者「て、てめぇ! んな賭けが通るわけねーだろうが!」

以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/05/25(金) 20:59:30.63 ID:Cdqc0Ei6o
乙?


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