330:第十二章 王子編「焔の悪魔」 ◆a6qh.01v1w[saga !蒼_res]
2012/06/09(土) 01:05:54.46 ID:mcLgH+pT0
◇f.剣を振るう
331:第十二章 王女編「伝説の血族」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:07:46.18 ID:mcLgH+pT0
姫と絹旗は、魔王の館のバルコニーに降りました。
虹の架け橋は、姫が歩き出すと同時に消えていきます。
332:第十二章 王女編「伝説の血族」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:09:31.54 ID:mcLgH+pT0
姫は扉に近付くと、こんこんと石像を叩きました。流石にノッカーではないと思います。
「む、馴れ馴れしく叩くんじゃあないのである」
333:第十二章 王女編「伝説の血族」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:10:10.73 ID:mcLgH+pT0
「石となったのは、伝説の血族へ我が一族の宝玉を渡すため。
そして、決して魔王に宝玉を渡さぬためなのである」
334:第十二章 王女編「伝説の血族」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:10:50.57 ID:mcLgH+pT0
姫は扉を開けようとしました。
でも、アックアが押さえているのか開きません。
335:最終章 ◆a6qh.01v1w[saga]
2012/06/09(土) 01:13:23.53 ID:mcLgH+pT0
336:最終章 王女編「気高き乙女達」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:14:45.99 ID:mcLgH+pT0
姫と絹旗は、アックアが閉ざしていた扉を抜けました。
二階建てと思っていた建物の中は、広い広い部屋がひとつだけ。
337:最終章 王女編「気高き乙女達」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:15:22.50 ID:mcLgH+pT0
広い広い部屋の真ん中に宙に浮いた玉座があります。
そこには、大きな男…つまり魔王が座っています。
338:最終章 王女編「気高き乙女達」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:16:19.84 ID:mcLgH+pT0
魔王は、淡々とした仕草で、ゆるりと手を広げました。
「此処は、真の王の玉座。そして虹の女王の居城となるべき城」
339:最終章 王女編「気高き乙女達」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:17:12.08 ID:mcLgH+pT0
「妖精は元素。つまり、この世の理そのもの…。
生まれかつ消え行くのが定めよ」
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