過去ログ - 律子「本日はみーんーなーにー」
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/10(日) 20:32:57.49 ID:77u9zbx30

P「そうですよ。音無さんが教えてくれて」

律子「ちょっとやめてくださいよそんなの! もうアイドル辞めたんですから!」

以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/10(日) 20:33:36.34 ID:77u9zbx30

たまに頭をよぎったことだった。

もし自分がアイドルをやっていた頃、この人が面倒を見てくれていたら。
もう少し続けていられたんじゃないか。
以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/10(日) 20:35:05.63 ID:77u9zbx30

律子「えっ?」

P「書類と写真は文句なく通しますが私が面接したら断ります」

以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/10(日) 20:36:53.49 ID:77u9zbx30

ああ、とため息をついてそれきりになってしまった。

それはずっと感じていたことだ。

以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/10(日) 20:38:36.19 ID:77u9zbx30

プロデューサー志望でいい経験になると思って、
自分が美人でいろいろなことを器用にこなせることを知っていた。

だから、トップアイドルにしてくれるならそれも悪くないと乗っかった。
以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/10(日) 20:40:08.88 ID:77u9zbx30

P「アイドルにはなるのか、生まれつくのか? 
 高木社長はなると思ってます。
 私は違うと思います。
 特別な人間には、そう生まれつくんですよ」
以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/10(日) 20:41:38.03 ID:77u9zbx30

P「そう。尊敬して下さい。
 小学生の将来の夢が公務員になってしまったこんなご時世で
 アイドルになりたいなんてばかな夢を見ている娘たちですよ。
 その夢を見て、胸を張って語ることがどんなにえらくてしんどいことか、
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/10(日) 20:43:23.18 ID:77u9zbx30

P「単なる事実ですよ。彼女たちは私たちよりずっとずっと偉い」

 アイドルを辞めてプロデューサーに専念する、という決断は私を苦しめなかった。

以下略



69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/10(日) 20:44:29.56 ID:77u9zbx30

小鳥さんは結局送別会の直前まで帰って来なかったので、それまでに泣きやむことができた。

律子「プロデューサーが社長に頼まれたことって、アイドルのプロデュースじゃなかったんですね」

以下略



70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/10(日) 20:45:32.94 ID:77u9zbx30

赤羽根P「えっ!? それで終わりなのか?」

小鳥「ラ、ラブロマンスは? ベッドインは?
 というかあの時何もなかったんですか? キスすら?」
以下略



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