17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/11(月) 20:03:04.72 ID:mM4hAfqU0
澪は聡の声にならない叫喚など無視して、淡々と刃を動かす事に集中した。
やがて、陰茎の切断よりは容易く、陰嚢の切断に成功した。
血が溢れ出てシーツに零れ、赤色を更に深く濃く染み込ませてゆく。
その赤には、若干ながらも黒みがあるようにさえ見えた。
「ふふっ、更に律に似てきたよ。いやもう、律そのものなのかな。
だってほら、この赤い血。まるであの日を迎えたみたいだ。
おめでとう、女の子にデビューしたんだよ、聡。いや、律」
澪は微笑みながら、聡の股から噴き出した鮮血を月経に擬えた。
「実際には律はさ、ここまでグロテスクじゃないけどね。
律のヴァギナはこんな濃い赤色じゃなく、淡い桃色だったし。
とは言っても、見たのはもうかなり前になっちゃうけど。
まぁ、その辺は妥協するか。あの日だから血に塗れて赤い、って事にして。
でも、割れ目と穴は作らないといけないね」
澪はまだ満足していなかった。
包丁を聡の股に宛がうと、縦に深く切り付けた。
途端、聡の首が跳ね上がる。
数少ない、聡の痛みを伝える手段なのだろう。
澪は軽く笑って、からかうように言う。
「あはっ、イったみたいな反応するね」
澪は続いて包丁の先端を、今作った裂傷の中央辺りに軽く突き入れた。
陰門を擬した穴が広がり過ぎないよう、あまり深く突き入れる事はしなかった。
代わりに、先端を尖らせた鉛筆を束ねて、今開けた穴へと深く突き入れた。
包丁と違い太さが均一な為、穴を広げずに深める事ができる。
穴から血が溢れ、聡の身体が痙攣したように小刻みに震えた。
鉛筆を奥へ奥へと捩じ込む度に、血の量は増してゆく。
それと呼応するように、聡の鼻息の荒々しさも増した。
ただ、奥へと鉛筆が進む程に、突き入れる為に必要な力も増してゆく。
だがもう、深さは充分だろう。
澪はそう判断すると、鉛筆の束を抜いた。
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