15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:19:30.27 ID:pZ0kk8uso
  
 P「毎日忙しくて気づいていないとは思うが、このところ思わしくない」 
  
 雪歩「ううっ、私、ダメダメですから」 
  
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:20:55.13 ID:pZ0kk8uso
  
 P「いま俺たちがいるのが夢だって気づいているかな」 
  
 雪歩「え? そうなんですか?」 
  
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:23:06.12 ID:pZ0kk8uso
  
 P「雪歩のイメージカラーは白。清楚で健気、真摯でおとなしく儚げな美少女だ」 
  
 P「男はみんな本能的に、君を自分の色に染めたいと思う。 
  身も蓋もない言い方だけど、そういう魅力もあるんだから仕方ない」 
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:24:15.04 ID:pZ0kk8uso
  
 雪歩「怖がってなんか……」 
  
 P「なに?」 
  
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:25:09.07 ID:pZ0kk8uso
   
 P「ばかだお前は。それは幼稚園児のかかるはしかだよ。 
  初めて会った怖くない男を惜しんでいるだけだ」 
   
 雪歩「そ、そんなこと」 
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:26:16.47 ID:pZ0kk8uso
  
 雪歩「そんな、私はただ性格を変えたかっただけで」 
  
 P「本人の意志は関係ない。能力が人生を決める。 
  そういう人間もいるんだよ。そして君はそうなった」 
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:26:51.31 ID:pZ0kk8uso
  
 P「選んでいい」 
  
 雪歩「えら、ぶ?」 
  
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:28:10.34 ID:pZ0kk8uso
  
 P「俺はこれから目をつぶる。 
  目をつぶって10数える。その間にこの部屋を整えて」 
   
 P「アイドルを続けるなら、雪歩の好みの茶室に。 
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:29:15.51 ID:pZ0kk8uso
  
 P「盲導犬のレポートはミスキャストで悪かったと思ってる。 
  でもあれからしばらく『足の指がグーになって動けません』が 
  女の子たちの間で流行ったんだって。 
  ――6」 
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:29:50.93 ID:pZ0kk8uso
  
 P「ん、んん」 
  
 貴音「お目覚めですか」 
  
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:30:32.83 ID:pZ0kk8uso
  
 P「わからない。返事は聞きそびれたまま目が醒めて」 
  
  その言葉を追いかけるように、少女が小さな声を上げました。 
  
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