過去ログ - セイバー「問おう、貴女が私のマスターか?」禁書目録「え?」
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61: ◆ecH57LqR9PZC[sage saga]
2012/06/29(金) 13:02:53.93 ID:v5KVeKqN0
投下します


「短髪、それで、何のようなのかな? 教えて欲しいかも」

以下略



62: ◆ecH57LqR9PZC[sage saga]
2012/06/29(金) 13:03:42.79 ID:v5KVeKqN0
「短髪…………」

「……なによ」

相変わらず強い瞳で私を睨んでいるけど、その顔は蒼白を通り越して作り物みたいな色をしていて。
以下略



63: ◆ecH57LqR9PZC[sage saga]
2012/06/29(金) 13:04:36.78 ID:v5KVeKqN0
「て、敵って……そこの赤いの! 私は敵じゃな―――」

「敵よ」

「え? た、んぱつ? 何言って」
以下略



64: ◆ecH57LqR9PZC[sage saga]
2012/06/29(金) 13:05:31.18 ID:v5KVeKqN0
「な、なんで…………」

「は?」

「なんで、そんな身体になってまでこんなことやってるの!!?」
以下略



65: ◆ecH57LqR9PZC[sage saga]
2012/06/29(金) 13:06:15.39 ID:v5KVeKqN0
「へぇ………………」

短髪は小さく吐息だけのような言葉を呟いて、さっきまで忙しなくチョーカーに触れていた指を自分のスカートのポケットに向けた。
私の少し後ろでセイバーの鎧がカチャリと小さく音を立てて、短髪の隣のサーヴァントが両目を開いてつまらなそうに息を吐いた。

以下略



66: ◆ecH57LqR9PZC[sage saga]
2012/06/29(金) 13:07:04.78 ID:v5KVeKqN0
「理事長ね…………その理事長のが何のようなのかしら」

私は学園都市の中心部にある「窓のないビル」を眼前に見ながら首を捻った。
今日、ここに理事長直々から呼び出しを受けたのだ。
学園都市に来て以来一度も見たことのない理事長に、直々に、だ。
以下略



67: ◆ecH57LqR9PZC[sage saga]
2012/06/29(金) 13:07:40.15 ID:v5KVeKqN0
「いたずら? ってことはないわよ、ねぇ!!」

気配を感じた方向を振り向きながら、全身に帯電させ戦闘準備を取る。
いつでも、どこからでも攻撃に対応できるように電気レーダーを張りながら、振り向いた先には……。

以下略



68: ◆ecH57LqR9PZC[sage saga]
2012/06/29(金) 13:08:22.10 ID:v5KVeKqN0
「え? なに、ここ、え?」

「統括理事長がお待ちです、あちらへどうぞ?」

「へ?」
以下略



69: ◆ecH57LqR9PZC[sage saga]
2012/06/29(金) 13:09:07.73 ID:v5KVeKqN0
「いきなり呼びつけてすまなかったね」

「ぃ、いえ…………」

ビーカーと中の液体越しのはずなのに、まるで耳元で囁かれているように鮮明に聞こえてくる声。
以下略



70: ◆ecH57LqR9PZC[sage saga]
2012/06/29(金) 13:09:33.27 ID:v5KVeKqN0
「これが聖杯戦争なのだよ」

「聖杯、戦争…………こんなのが、ここで起こるんですか?」

見せられた聖杯戦争。
以下略



71: ◆ecH57LqR9PZC[sage saga]
2012/06/29(金) 13:10:31.90 ID:v5KVeKqN0
「何か願いはあるんじゃないか? あるのだとしたら、その願いを託してみようとは思わないのかね?」

「そう言われましても…………」

「願いはないと?」
以下略



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