過去ログ - 夢子「私とあいつの」涼「ありふれた1日」
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39: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 22:39:11.97 ID:sOyGOXkd0
夢子「そんな急に言われてできるものなの? ほら、場所とか」

涼「それなら大丈夫」

夢子「?」

涼「律子姉ちゃんの事務所の1階に、空いたスペースがあるから、そこでお店出そうかなって。律子姉ちゃんも了承済みさ」

準備の早いこと。全く、さてはだいぶ前から話を進めてたわね……。

夢子「事後承諾になるのが気に食わないけど、それは素敵だと思うわ。涼の料理が、みんなの口に届くなんて」

奥様としても、それは誇らしい。

涼「でしょ? これなら2人で出来るし、きっと楽しいと思うんだ」

夢子「そうね……。それがあんたの、新しい夢?」

涼「うん。歌で人を幸せにできた、次は料理で人を幸せにしたいなって。僕に期待してくれた武田さんには、少し悪い気がするし、ファンのみんなを悲しませちゃうけど」

夢子「大丈夫じゃない? 武田さんなら、開店初日に来て、『ほう、良い料理だった、掛け値なしに』って言ってくれるわよ。それにさ、あんたは十分すぎるぐらい頑張ったんだから」

それに、ファンは引退してもファンよ。今までより近い場所にいるんだから、きっとお店は大繁盛ね。


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