過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.13
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670:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/09(日) 01:13:27.28 ID:IHnFLe1IO
離婚届(黒猫編)

「私が書くべき所は書いてあるわ。残りを貴方が記入して頂戴」
「約束は守ってくれるんだよな」
「ええ。子ども達には会わせてあげる。貴方もあの子達の父親なのだから、私に止めることは出来ないわ」
以下略



671:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/09(日) 01:14:14.04 ID:IHnFLe1IO
2ヶ月前までは

夫の浮気が分かった。浮気といっても一晩限りのものだったが。私と夫の共通の友人・槇島沙織の家が主催したパーティーでのこと。

本当ならば子ども達と家族4人で参加するハズだったのだが、下の娘が体調を崩し私と娘は家を離れる訳にはいかなくなった。
以下略



672:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/09(日) 01:15:48.34 ID:IHnFLe1IO
そんな彼女がこんな人間関係に荒波を立てるようなことを言うとも思えない。恐らく真実を知った彼女は断腸の思いで私に連絡したのだろう。

「京介さんを信じてあげて下さい。何かの間違いだと思いますから」彼女のメールはこう締めくくられていた。

私も信じたかった。しかし夜中に仕事から帰った馬鹿正直な夫は、顔面蒼白にしながらあるがままのことを私に語った。
以下略



673:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/09(日) 01:17:24.95 ID:IHnFLe1IO

「貴方・・・」
「なんだ瑠璃?」

すがりつくような夫に私は非情な質問を投げかけた。
以下略



674:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/09(日) 01:18:20.20 ID:IHnFLe1IO
「貴方が私を選んでくれた理由は・・・ただ1番最初に想いを伝えた。その一点に過ぎないのではないかしら?」
「そんなこと」
「あるわ。」

頬を伝う涙に私は続きを言うことをためらった。でも、続けなければならない。私はもう自分に嘘はつけないのだから。
以下略



675:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/09(日) 01:27:52.48 ID:C+B16dBDP


まさかの大穴、ブリジットが掻っ攫うENDに驚愕したww

ところで黒猫とブリジットって面識あったっけ?


676:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/09(日) 01:51:11.27 ID:V88lDAHi0
>>675

早速の返信ありがとうございます。

確か直接の面識はないハズ。
以下略



677:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東)[sage]
2012/09/09(日) 03:21:12.10 ID:5HdMut4AO
乙乙乙

投下量以上に圧倒される文に感嘆しきり。
シリアスつええ…

以下略



678:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/09/09(日) 06:06:12.24 ID:okNTjQPro
すげえなぁ。
ちょっと離れている間にクオリティ高いSSが次々と。

離婚届シリーズ面白いです。
各キャラの性格がちゃんと表れてていい。
以下略



679:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/09(日) 14:41:19.95 ID:GGyTgS+p0
>>677

シリアスな文に耐えられなくて、オチはちょっと工夫?しました。

リアと瀬名かでも迷ったんですけど。
以下略



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