21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/18(水) 17:04:22.18 ID:clEHf3P+o
扉が閉まるのを見て私は床に耳をつけました。
『脅迫ですか!?』
少々くぐもっていますがハッキリと聞き分けられます。
『声が大きいよ音無くん』
『す、すいません。でも……本当なんですか?』
『うむ……。信じられない事だがこんな弱小プロダクションを強請ろうという酔狂なものがいるようだ』
『脅迫材料はなんなんですか? うちはそんな脅されるようなことはしてないです』
『当然だよ。だが何事も穿って見れば材料などいくらでも出てくるものだ。
……これなんだが、どう見えるかね?』
『これは……、こんなのでっち上げですよ! ありえません!』
『世間がどう見るかが問題なのだ。猶予期間はごく短い。早めに決断せねばなるまい』
『………………』
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